2010年9月30日木曜日

THE CREW


9/25、『スタッフ・ベンダ・ビリリ』のライブ後、ビデオ鑑賞会というのがありまして。
仙台PUNK界のリヴィング・レジェンドMURAKAMIさんとPUNK界の生字引HAYASAKA"JOHNNIO"さん、KAKINUMAさん、ASAHIさん、俺の5人でHAYASAKAさん宅にて懐かしの映像を見ました。
MURAKAMIさん提供。
20年以上前の映像とは思えない程、画質・音質共に良い。
MURAKAMIさんに感謝。

1本目は『パンク対ヘビィメタル』。
20年ぶりぐらいに見たな。これ。
NHKでたしか土曜の23時頃から放送した番組だと思う。
『燃えてトライアル』っていう番組だったのね。
司会は今やミポリンの旦那(というか小説家ですけど...)辻仁成と桑田靖子(けっこう歌うまかったよ。現在も活動中だそうです)。

リアルタイムで見た時はまだ10代だったと思う。
すごくイライラしながら見てた覚えがある。


『ヘヴィメタルの皆さん』でヴィジュアル系がアップになるってどういう事よ。
『パンクの皆さん』はサイコビリーだし...。

で、メタルの例で"METALLICA"っていうのはわかるんだけど、パンクの例が"ピストルズ"って...。
せめて"DISCHARGE"でしょう。
この番組80年代後期だったと思うけどシド・ビシャスに憧れてる奴ってこの頃でも少数派だったと思うよ。
少なくとも俺のまわりには1人もいなかったね。

で、さらにひどいのが...


パンク代表のスタジオライブが"ばちかぶり"って.....。

いや、田口トモロヲは役者としては好きだけどさ(プロジェクトXのナレーションもね)。

当時これを見たパンクもメタルも知らない10代の子達は完全に誤解してしまったと思う。
いや、しないか。
パンク初体験が"ばちかぶり"。
不幸だね(笑)。
たぶん、10代の俺はこの辺でもう拳を握りしめてプルプル震えてたと思う。
我ながらまじめな子だったからね。

しかし、"LIP CREAM"のみのるさんの発言でスタジオの空気が変わる。


この番組、みのるさんと"エルドリッチ"ていうバンドの高谷さんっていう人しかいい事言ってねえな。

で、ヘヴィメタル側のスタジオライブ。
"ASH TO ASHES"。
「ファイナルコンフリクトみたいだなあ(名前が)」


イントロがはじまり
「結構かっこいいじゃん」
「"ばちかぶり"より全然ましだな」



しかし...
ヴォーカルが歌いだしたところで
一同大爆笑!!!

「このヴォーカル.....(苦笑)」
「今、こういうヴォーカルいないっすよね」

デス声だったらよかったのにね。



というところで、何の結論も出ずに(当たり前だ)番組は終わったのでした。

ちょっと書いてて熱くなりましたけど、正直な話、今見るとかなり笑えます。
時代だなあっていうか。
画質と音質は最悪ですけどYOUTUBEで全部見れるんで、興味のある方は見てみてください。
絶対(たぶん)おもしろいから。


俺のパンク初体験が"LIP CREAM"だったって事は幸せだなあとつくづく思う。



2本目。
これもNHKで20年以上前に放送された番組『ROCK COLLECTION』。
3夜にわたって放送された番組だったと思う。
たしか1日目が"ロカビリー"で2日目が"パンク・ニューウェーブ"、3日目はなんだったか忘れた。
"パンク・ニューウェーブ"編は当時録画したのだが、紛失。
長い間「また見てえなあ」と思ってたら、5月ぐらいに呑みの席でMURAKAMIさんが持ってる事が発覚。
今回の鑑賞会とあいなった。

今回見たのは勿論2日目の"パンク・ニューウェーブ"編。
イギリスのグラナダテレビが撮った貴重な映像。
司会はピーター・バラカンと西森マリー(マリーさん最近まったく見ないなあと思ったら現在アメリカに住んでいるそうです)。
ピーター・バラカンいわく「僕も見た事が無い貴重な映像が出てくる」だそう。

10代半ばの多感な時期(多分16かそこらだったと思う)、インターネットもYOUTUBEも無い時代、非常に貴重な映像を見る事ができた素晴らしい番組。
個人的には多分、動く"ピストルズ"を見たのもこの番組が初めてだったと思う。
勿論、他のバンドも。
衝撃だったね。まじで。

まず1発目がこれ。


"俺はアンチ・キリスト
俺はアナーキスト....."

文句無くかっこいいね。
ジョニー・ロットン。かっこよすぎるね。
すごくあかぬけてる(マルコムとヴィヴィアンのおかげかな)。
親衛隊の女の人も映ってるね。
キャットウーマンではないっぽいけど。


でも↑この人もオリジナルのキャットウーマンじゃないらしいから、映像の人がそうだったりしてね。

で、これ。


若き日のポール・ウェラー。
紹介の時になぜか"X-RAY SPEX"がかかってる。
その映像があるならそれも見たい。

ポール・ウェラー、この数年後に肩からセーター羽織っちゃうんですけどね。
「石田純一ばりに」(KAKIさんのツッコミ)


格好はともかく、これはこれでかっこいいけどね。
っていうか、個人的には"JAM"より"スタカン"の方が実は好きだったりする。
"ISLEYS"のカヴァーっていうのも個人的にはツボ。
トレイシーがいいね。
ちなみにこれは『ROCK COLLECTION』とはまったく関係無い映像ですよ。
念のため。

で、"TRB"とか、"ELVIS COSTELLO"、とか出てくるんだけどかっこいいのがこれ。


放送当時、「"XTC"ってこんなぶっ壊れたバンドだったんだ」って思った。
かっこいい。
恥ずかしながら未だに"XTC"ってちゃんと聴いた事ないんですけどね。

で、この番組に出てくる中で個人的に1番好きな映像がこれ。


スージー。かっこよすぎ。
カリスマ性がある。
こういう女の子いたら惚れるね。
曲もキャッチーで最高にかっこいい。
この曲は"ピストルズ"をリスペクトした曲らしいです(スージーは親衛隊だったからね)。

で、他に"IGGY POP"とか"JOHNNY THUNDERS"、"SHAM69"、"MAGAZINE"とか出てくるんだけど、
"ピストルズ"ではじまったんならやっぱトリはこの人達でしょうって事で。
"THE CLASH"


R.I.P. JOE STRUMMER

まったく個人的なイメージですけど(多分間違ったイメージですけど)、"ピストルズ"に比べるとなんかこの初期の頃の"クラッシュ"ってあか抜けないなっていうイメージが昔からあって。
なんか真っすぐなパンクスというか。
青くさいというか。
まあ、そこが魅力でもあるんですけどね。
と言っても、デビュー作でレゲエのカヴァー演ってたり、後期になると"THE MAGNIFICENT SEVEN"や"ROCK THE CASBAH"みたいなすげえかっこいいダンスミュージックも作ってるんですけど。

こんなカヴァーもある。


オリジナルの方がダンサブルだし断然いいと思いますが、これはこれでまあなかなか。
アラビア語で歌われてるらしいです。
その筋では結構有名な人らしい。
原曲は宗教革命で宗教指導者が音楽を禁止したのを皮肉ってる曲みたいなんですけど(PVがまた痛烈なブラックジョークで)、きっと音楽を禁止された中でもこっそり聴いて共感していたんでしょうね。

で"クラッシュ"で終わるのかと思ったら、"JOY DIVISION"でお別れだった。


退廃的だね。

R.I.P. IAN CURTIS 

で、MURAKAMIさんに上記2番組のDVDをもらう。
しっかりチャプターも入れていただいてすごく見やすい。
さっきも"スージー・アンド・ザ・バンシーズ"何回も繰り返し見ちゃったもんね。
MURAKAMIさんには大感謝。





しかし疲れた。
非常に疲れた。
まじで疲れた。
これを書くのに6時間以上かかったもんで。
ヘッドフォンつけっぱなしだったんで耳が痛い。

何をやってるんだろう。
こんな事に6時間も費やして。
他にやる事無いのか。俺は。
女の子と呑むとか
なんか他にやる事あるだろう。

無いか。

だって、YOUTUBEが...。
YOUTUBEって、ショッピングモールとか100円ショップとちかいよね。
迷宮だよ。
ダンジョン。
ついついいらないものまで見てグダグダになってしまう。

そもそも、これを読んでる人ははたして楽しいのか?
俺の苦労は報われるのか?
多分コメントもほとんど無いだろう。
ゼロかもしれない。
だいたいこんなブログを何人の人が読んでるというのか...。
とか書いて同情してもらおうというのがショボイね。

なんで"THE CREW"っていうタイトル付けたかも忘れた。
多分これを貼付けたかっただけだろう。


ついでにこれも。
大好きな曲。


85年の映像でこの音質ってすごいな。



じゃあ、とりあえず寝るよ。
じゃあね。バイバイ。

2010年9月28日火曜日

STAFF BENDA BILILI

9/25土曜日、KAKINUMAさんとKAKIさんの友人ASAHIさんと共に『スタッフ・ベンダ・ビリリ』のライブに行ってきました。



久々に"音楽の力"を感じた最高のライブでした。

『スタッフ・ベンダ・ビリリ』はコンゴ、キンシャサ出身のバンド。
メンバー8人の内、4人は車椅子、1人は松葉杖。
そして、メンバーのほとんどが最近まで動物園で段ボールを敷いて寝ていたホームレスだったらしいです。
しかし、そんなハンディをまったく感じさせないパワフルなライブ。

楽器も手作りだったりする。
空き缶にギターの弦を1本貼っただけのオリジナルの楽器が衝撃的でしたね。
究極のストリートミュージシャンですね。

彼らの音楽はというと、コンゴのポピュラー音楽コンゴレーズ・ルンバにラテンやファンク、レゲエなどが混ぜあわさった音楽。
まあ、文章で書くより下の動画を見てもらえばその熱さを少しでも感じてもらえると思うんで。

会場でADC氏とも遭遇。


KAKIさんのブログを見て急遽、仕事後に高速飛ばして来たそう。
なんか嬉しかったね。

残念なところをしいて言えば、会場がスタンディングじゃなかった事。
あの音楽を座って聴くというのはなかなか忍耐がいるもの。
しかし、そんな事はどうでもいい位すばらしいステージだったのは確かです。

誘ってくれたKAKIさんに大感謝(誘われなかったら気付かなかったもんね)。

近日、彼らのドキュメンタリー『ベンダ・ビリリ〜もう一つのキンシャサの奇跡』が公開(東京では公開中)されるんでそれも楽しみです。








2010年9月24日金曜日

まったくクソだね。

寒くなってきたね。
今日なんかマフラーしちゃったもんね。
今シーズン初マフラー。
マフラーフェチとしてはうれしいね。
女性に裸マフラーをやってもらうのが夢でして...。

どうでもいいですね。

裸めがね女子も好きですね。


政治とか詳しくないし、こんなところで幼稚な文章でそんな事を書くのも恥ずかしいし、ほんとはあまり好きではないんですけど(だったらやめろよ)、今回だけは書かしてもらいます。

まあ、みなさんも知ってると思いますけど、尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に漁船を衝突させて逮捕された船長。
釈放されましたね。

「日中関係を考慮し...」
とか言ってるけど、まったく失望しましたね。
まったくばかげてる。
いちぢるしく国益を損ねた。

圧力をかけられたらそれが理不尽でも屈するのか。

世界中に日本は負け犬だって見られちゃうでしょうね。
で、また中国をつけあがらせてしまう。

今回の事でつくづくわかったのはやっぱりあの国は経済が発展しても国としてはまだまだ成熟しねえなって事。
仲良くなれないね。

まったくクソだね。

政府が決定した事ではないとはいえ、平沼さんにでもがんばってもらわないとだめかな。

なに書いてるんだろうね。

はい。愚痴でした。

さっきぽぽぬさんのつぶやきでも同じ事書いちゃったなあ。



誰か知りませんか?

昨夜のとんねるずの番組でやってた『細かすぎて伝わらないものまね選手権』。
なかなかおもしろかったです。

その中でも久々にマジでキタなあっていうのが、
「B級文房具店に入る時になる音」
「B級バスに乗る時なる音」
「B級旅館のテレビをつける時になる音」
をやって2位に入賞した女性の芸人。

最近お笑いでおもしろい人あんまりいないなあとおもってたけど、久々に、もろ自分のツボでしたね。
下らなすぎてめちゃくちゃ笑いころげた。
だいたい『B級文房具店』って何よ?

誰か名前知りませんか?
教えてください。

"THE A-TEAM"

「飛行機だけは勘弁な。」


24日が最終日という事で急遽『特攻野郎AチームTHE MOVIE』を観てきました。

で、観終わっての感想ですが...
まあ、そこそこ楽しめたかなという感じです。
あくまでも自分の感想です。

監督は『ナーク』、『スモーキン・エース』のジョー・カーナハン。

自分は、(基本的にですけど)原作があるものはその原作に敬意を払って映画を作ってほしいと思っています(勿論、原作からかけはなれていても素晴らしい映画がいっぱいある事も知っています)。
この映画は、オリジナルのテレビシリーズをリスペクトして作ってるなという感じは受けたのでそこは良かったかなと思います。
キャスティングも悪くなかった。
キャストがオリジナル版のキャラクターのコスプレをして演じている様な印象がある。
例えば、"ハンニバル"役のリーアム・ニーソンはオリジナル版の故ジョージ・ペパードにそんなに似てないと思う。
でもこの映画ではちゃんと"ハンニバル・スミス大佐"になりきっている。
他のキャストもしかり。

キャラクターの設定もオリジナルにかなり忠実に作られている。
例えば"B.A.バラカス"(コング)が飛行機恐怖症だったり、"マードック"(クレイジーモンキー)が精神を病んでいて精神病院に収監されていたり...(所謂お約束ですね)。
オリジナルを観ていた人ならニヤリとさせられるシーンも何度かあった。



しかし、どーもいまいちテンションが上がらなかった。
テレビシリーズを観ていた時のわくわく感が、どーも無い。

なんででしょうかね。

なんか全体的に大味な感じがある。
キャラクターの描き方なども中途半端。
アクションもど派手なんだけど、ばりばりCG使ってんなあっていう印象が強い。
カメラも動きまくるんだけど、動きすぎて何やってるんだかいまいちわからないシーンもある。

まあ、この手のアクション映画の王道な手法なんでしょうけど...。

こういうイベント映画に自分が求めているものが間違っているのかもしれないが、もうちょっと燃えさせてほしかった。
そして、笑わせてほしかった。
コングとモンキーの夫婦漫才の様なけんか(ほとんどコングが一方的に怒ってるんですけどね)も観たかった。

いや、アクション映画としては充分おもしろい部類なんでしょうけどね。

個人的な印象としては、同じテレビシリーズの映画化でも昨年公開の『スタートレック』とは対照的というか。
『スタートレック』はいい意味で予想を裏切ってくれてすごく爽快感があった。
トレッキーじゃなくても楽しめるし、自分の様なトレッキーの人も裏切らないというなかなかの出来だった。
これはまったくの偶然だけど、皮肉にもジョー・カーナハンが『MI3』を降板して、後に『スタートレック』を監督する事になるJ.J.エイブラムスが『MI3』を引き継ぎヒットさせたという経緯がある。

この映画は1人で観るより、オリジナルのテレビシリーズを観てた人達とみんなで突っ込みいれながら観るというのが正しい見方かもしれませんね。
でも、むしろオリジナル版にこだわりがない人の方が素直に楽しめるのかもしれない。

あとね、エンドクレジットの後にオリジナルのファンへのサービスカットがある。
元祖"フェイス"役のダーク・ベネディクトと"マードック"役のドワイト・シュルツがゲスト出演して映画版の"フェイス"、"マードック"と共演している。
ちょっとうれしかったね。
でも2人ともかなり老けてたね。
もう30年近く前のテレビシリーズだから当然と言えば当然ですが。
MR.Tにも出てほしかったなあ。


シリーズ化されると思うんで、続編に期待したいです。


オリジナルテレビシリーズ


THE MOVIE




2010年9月23日木曜日

PUNKS NOT DEAD!!!

昨夜は、仙台クラスト界のオールドスクーラー"BANISH ARMS"のICHIROさんと、おなじくオールドスクール(ジャンルとしてのオールドスクールとは違うんだけど)なパンクスRICHARD氏と久々に呑み。

10代後半から20歳前後の頃の自分は"BANISH ARMS"の大ファンで、ほぼ欠かさずライブを見に行っていた事を思い出す。
その後、ICHIROさんが店長をしていた"D"という店でバイトをしたりとかもした。
そこにいたおかげで人脈が広がった事もあった。

"BANISH"は日本のクラストバンド(今はD-BEATっていうの?)の先駆けのひとつだと思う。
ICHIROさんにはじめて会った時もそのいでたちに大変驚いた。
80年代半ばの仙台で、イギリスのクラスティ達と同じ様なファッションをしていたのである。
当時東京にもそういう格好の人はほとんどいなかったと思う。

一方、RICHARDは凄い量のCDを買う奴だなという印象が強かった。
PUNKマニア(RICHARDの場合パンクに限定されたわけじゃないんだけどね)だね。
そして映画も詳しい。

昨夜は音楽の話、映画の話、最近のテレビ番組の質の悪さについて、中国問題などいろいろな話をした。
「一番泣ける映画は『ひまわり』だよね」って事でも盛り上がった。
ヘンリー・マンシーニ作のあの音楽を聴くだけで泣けるよねと。

ICHIROさんには会計でも多く出してもらい、更にタクシー代まで出してもらっていつも申し訳ない。
感謝です。
そしてRICHARDには『仮面の下で』と『黒の船』をコピーしてもらって感謝感謝。

"BANISH ARMS"の再結成。
そしてRICHARDのバンド。
楽しみです。


昨夜話題に出たバンド達。






そしてこれは泣けます。


なんと美しいストリングス。
うーん。聴いてるだけで目がうるうるしてくる。


ソフィア・ローレン美しいなあ。

2010年9月22日水曜日

NEETERS REUNION!!!

土曜からの三連休、東京時代の呑み仲間"NEETERS"のメンバー、大の映画狂OKAちゃんとR&BシンガーのWYZTEK氏が遊びにきた。
この2人とは東京にいた頃さんざん呑んだ気心がしれた仲。
初日、岡CHANの乗ったバスが渋滞で3時間半遅れて夕方到着(なんと8時間半も高速バスに乗るという地獄の様な状態)、WYZ氏は夜23時頃到着(はじめは東京からカブで来るという壮大な予定だったのだが、心が折れて結局バスで来る事に)。

そこから、呑む。
呑む。
呑む。
あんな話とかこんな話とか、いろんな話したねえ。
ほとんどがしょうもない会話だったけどね(それがいいんだけどね)。
WIZ氏の撃沈とともに就寝。

2日目は、松島観光に。
宮城県民の自分も初めての地。



結果、なかなか良かったっすよ。松島。
遊覧船に乗って島々を見て回ったり、福浦橋を渡って福浦島に行ったり。
牡蠣食ったり、"むう"食ったり。


おどけるオーバー30の二人。福浦橋の前にて。
いい顔してるよ、おまえら。



ひきつづきおどけつづける男女。


だるまおみくじ。
『吉』でした。
「待ち人来たる」だそうです。
恋愛がんばれよ。
(俺もだけどな...)

福浦島で3人が
なぜかはまってしまったのがこのCM。



「何かしら〜」。

今回の休日のキーワードのひとつ。

20時過ぎに帰宅。
飯を食って、また呑み。
さすがに前日に話し疲れたのか、まるで倦怠期のカップルの様に話題が無くなってきたところにWYZ氏が超強力な爆弾投下。
ものすごい武勇伝を話していただきました。
その内容をここで書きたいのですが、あまりにもまるで半年してない(何を?)ぐらいドロドロに濃すぎてさすがに書けない。
正直書きたい。
しかし、書けない事が非常に残念でならない。
それだけハイヴォルテージなエピソードでした。



本人いわく墓場まで持っていくか、それともいつか話すか10年以上悩んでいたそう。
OKAちゃんも自分もこの話が聞けたというのは本当に幸せ者。
WYZ氏が神々しく見えたよ。
っていうかこのブログ読んでいただいている方々にはなんのこっちゃですね。
すいません。

WIZ氏の撃沈とともに就寝(またかよっ)。

3日目は昼からOKAちゃんの東京の友達2人と合流してまず牛タンを食いに伊達牛へ。
久々に食べる牛タンはうまい。
その後、瑞鳳殿、青葉城跡地へ。
こちらも宮城県民ながら初体験。



2人のおかげで有意義な休日がすごせたよ(俺の場合一年中休日だけどな...)。
また遊びに来ておくれよ。
よろしく。


NEETERS "SUMMER LOVE [saudade remix]" 2010.9.22 Rerease



2010年9月16日木曜日

URSZULA DUDZIAK "FUTURE TALK"

URSZULA "FUTURE TALK"


ポーランド出身の歌姫URSZULA DUDZIAK。
米INNER CITY RECORDSからの79年作。

名前をどう発音すれば良いのか?
ウルスラ・ダジアックか?アーシュラ・ダジアック?
昔の日本版のレコードにはアーシュラ・ズディアックと記載されているし、iTunesストアのカスタマレビューではウルシュラ・ドゥヂアクと書いてある。
うーん、わからん。



プロデュースは同じくポーランド出身、URSZULAの夫でありエレクトリックヴァイオリン、サックス奏者でもあるMICHAL URBANIAK。

URBANIAKの他、JHON ABERCROMBIE(アコースティック・ギター)、MARCUS MILLER(ベース)、77年にURBANIAKのプロデュースによりINNER CITYからリーダー作を出しているポーランド出身の天才アルト・サックスプレイヤーZBIGNIEW NAMYSLOVSKIなどが参加。


75年作の"URSZULA"と迷ったが今回はこっち。
ベリー・ストレンジなスキャット・フュージョン。

まず、ジャケットがかっこいい。
購買意欲をそそるジャケだ。
CDではなくやはりレコードで手に入れたいブツである。


それにしても、スキャット好きにはたまらないアルバムではないだろうか。
いや、まちがいなくたまらないアルバムだろう。
このレコードに収録されている曲には歌詞が無い。
アルバム全編通してURSZULAの天才的スキャットが楽しめる内容となっている。
全11曲中4曲がヴォーカルソロ(演奏無し)。
まさに"フューチャー・トーク"な1枚。
もちろん演奏も素晴らしい。

URBANIAK作の"KASIA'S DANCE"から幕を開けるが、この1曲目からテンション高めである。
MARCUS MILLERの繰り出す印象的なベースラインに乗るURSZULAのヴォーカル・テクニックに引き込まれてしまう。

2分半にも及ぶヴォーカルソロがストレンジで素晴らしい"FUTURE TALK"。
時にパーカッションの様に、時にシンセサイザーの様に、URSZULAの変幻自在のスキャットが凄い。
タイトルに偽り無し。

スリリングなフュージョン・サウンドにのびやかなスキャットが乗り、徐々に激しく展開していく"SHENKANSEN"(新幹線?)。
自分がこのアルバムの中で一番好きな曲。

NAMYSLOVSKI作の"QUIET AFTERNOON"がまた良い。
この曲ではURSZULAのヴォーカルは控えめだが、シンプルなベースラインの上に漂う様なNAMYSLOVSKIのサックスの旋律がなんともここち良く、まさに"QUIET AFTERNOON"に聞きたい曲なのだ。
実は、自分は曲のタイトルをあまり気にしないので、曲は知っていてもタイトルを知らない事も多々あるのだが、この曲を始めて聴いた時思い浮かんだ言葉が「クワイエット・ストーム」。後に"QUIET AFTERNOON"だと知って妙に納得した。

『水の中のナイフ』や『吸血鬼』、『ローズマリーの赤ちゃん』等ロマン・ポランスキーの映画のサントラで有名なポーランドのピアニスト、クシシュトフ・コメダ(URBANIAKは60年代に彼のグループに参加していたようである)作の"THE CATS"は、MARCUS MILLERのファンキーなベースラインにURSZULAの妖しいヴォーカルが乗る神秘的なナンバー。

ヴォーカルソロ"DOUBLE BOUNCE"でアルバムは幕を閉じる。


スペイシーでストレンジ、まるで様々な楽器を演奏しているかの様な変幻自在のスキャットを聞かせる最高の1枚。








Q TIPもサンプリング。


2010年9月10日金曜日

SARA

今日は我が家で家族の一員として約16年間生活を共にした『サーラ』の三回忌。
我が家に来た3代目の猫。
家族を癒してくれ、時に勇気をくれた。
ちょっと臆病で、頭をすぐ撫でてもらいたがるかわいい娘でした。
親父にとって、お袋にとって、そして自分にとっても大切な大切な家族の一員でした。

今まで一緒に暮らしてきた猫達にいっぱいの思い出がある。
そして、感謝の気持ちもいっぱいある。




今は、初代『ラップ』、2代目『ジャズ』と共に天国で仲良く暮らしているはず。



2010年9月7日火曜日

YUMING "COBALT HOUR"

荒井由実『コバルトアワー』
ユーミンの3rdアルバム。75年作。

20年ぐらい前にある人から譲ってもらった。


プロデュースは村井邦彦。
演奏はティン・パン・アレー。
コーラスは前年にこのアルバムにも入っている楽曲『卒業写真』をヒットさせているハイ・ファイ・セットに、吉田美奈子、大貫妙子、山下達郎、伊集加代子。
錚々たるメンツだ。

レコードを貰った当時は、参加しているミュージシャンも名前ぐらいしか知らなかったが、このレコードの溝に刻まれている音楽のレベルの高さにただただ感動した。

『COBALT HOUR』、『何もきかないで』、『少しだけ片思い』、そしていわずと知れた『卒業写真』、『ルージュの伝言』、『CHINESE SOUP』(同年に吉田美奈子もカヴァー)など収録曲の半数以上が代表曲といっていいほど名曲揃いのアルバムである。
しかも、バラエティーにとんだ楽曲群で、ユーミンのソングライターとしての才能、センスに感心させられる。

どの曲も素晴らしいが、特に好きな曲を選ぶとしたら1曲目のタイトル曲『COBALT HOUR』。
この1曲目から既にティン・パン・アレーの演奏のヴォルテージがマックスに達している。
ハリー細野の動きまくるベースがとにかくかっこよい。
それに対する鈴木のギター、松任谷のキーボード。
すごいグルーブを持った曲だ。
ティン・パン・アレー関連の楽曲のなかでも最高の部類に入る演奏ではないだろうか。

『卒業写真』。
卒業シーズンの定番曲(歌詞の内容は卒業後の事を歌っているが)。
ユーミンの代表曲中の代表曲。
ハイ・ファイ・セット版と甲乙つけがたい。
演奏はユーミン版、ヴォーカルはハイ・ファイ・セット版か(山本潤子の方が歌うまいからなあ)...。

歌詞がせつない『雨のステイション』も好きだ。
メロディーも抜群によい。

"雨のステイション
会える気がして
いくつ人影見送っただろう"

すごくよくわかる。心にくる。情景も浮かんでくる。
ちなみにこの曲も後にハイ・ファイ・セットがカヴァーしているそうだ。



最高のソングライターと最高のミュージシャン達が融合した名盤中の名盤。









2010年9月6日月曜日

MINAKO YOSHIDA "LET'S DO IT"

吉田美奈子『愛は思うまま』


78年作。アルファ移籍第一弾。

このふてくされた顔をしたあまりにもやる気の無いジャケとはうらはらにひじょうに好内容となっている。

プロデュースとアレンジは、ラブ・アンリミテッド等も含む一連のバリー・ホワイト作品の共同アレンジャーとして有名なジーン・ペイジ。
カリフォルニア録音で、デビット・T・ウォーカーやワー・ワー・ワトソンなどサポート陣も豪華。

作詞はジーン・ペイジ作の1曲を除いて全て吉田美奈子の作。
作曲は3曲が山下達郎、1曲がジーン・ペイジ、1曲が吉田美奈子と坂本龍一の共作、あとは全て吉田美奈子自身の作。

アルバム全体好きだが、まずはA-1の表題曲『愛は思うまま』のかっこよさにノックアウト。
自分の大好きなディスコ・テイストの曲だが、ストリングスのアレンジが流麗で、さすが”ストリングスの魔術師ジーン・ペイジ”と思わされた。
しかし、アレンジ、演奏がどうあれ吉田美奈子が歌うとすべて美奈子ワールドになってしまうのですごい。
それだけ、ボーカルとしての存在感が強い。
どの曲でもそののびやかで表現力豊かな歌い方にひきこまれてしまう。

山下達郎作の3曲も良いが、吉田美奈子作の曲に好きな曲が多い。
特にA-3『時よ』は美奈子らしい切なくてとても美しい曲。大名曲。
メロウなA-4『海』もいい。サビが印象深い。
山下達郎作の曲ではB-1『愛の炎』が好きだ。
達郎作品のテイストが濃厚な曲だ。



とまあ自分の表現力に乏しい感想を並べてみましたが、吉田美奈子という人は本当に素晴らしいシンガーだと思うわけです。
他のアルバムも名作揃いです(どれにするか迷いました)。

ライブみたいなあ。



1990年のライブから。


2010年9月5日日曜日

飽きてきました。

ここ一週間ばかり、ブログを更新していなかった。
バイクでこけて負傷したり、福島に小旅行に行ったり、ネタはあったんだが、どうも自分の下らない生活の事を書くのに抵抗がでてきたというか、正直飽きてきた。
こんなブログを誰が読んで楽しむというのか?
ブログをマメに更新している人達をすごいと思うが、読むにあたいするおもしろいブログを書いてる人はごく少数だよね。

始めて一ヶ月たらずでこれだから困ったものだ。

しばらく好きな音楽の事でも書こうかな。