2010年11月26日金曜日

THEE COWBOY

先日当ブログで感想を載せた"THEE COWBOY"。
そのライブの模様がYOUTUBEにアップされていましたのでリンク貼っておきます。







できれば直にライブを観てほしいところですが、残念ながらライブを観に来れないという人はこの映像でお楽しみ下さい。

『2010東北音盤祭りin 仙台』での収穫。

11/19から11/21まで、仙台駅東口の某ビルで『2010東北音盤祭りin 仙台』が開催された。

正直な話、ほとんど期待はしていなかったが、やはり墓掘り人としては行かなくてはいけないという使命感があり、まずは初日にサクっと覗く事にした。
掘り師としての血が騒ぐのである。

しかしながら、あまりの値段の高さと、久々に長時間にわたってレコード棚をあさる行為により、気分が悪くなってしまい何も買わずに帰ったのであった。

そして2日後、日中は精神疾患の人達の集会に参加していたが16時前に終わったという事もあり、また、最終日という事で、特価コーナーでも見に行くかという事で再度現地に行ったのである。

この日は18時終了という事で、急いで見る必要に迫られていた。
俺の手の動きは速かった。
例えるなら、ゲームセンター嵐が必殺技である『炎のコマ』を繰り出す時の手の速さに匹敵するほどの速さであったと言っても過言ではないだろう。
又は加藤鷹のゴールドフィンガーにも負けない程のテクニカルな動きをしていたといってもいいだろう。
俺の壮絶な手の動きによって、レコードがかつての『ベストヒットUSA』のオープニングのシーンの様に次々とめくられていくのである。

ipodにインストールしてある"KAN KICK"のアルバムを爆音で聴きながら墓掘りに熱中していると、後ろから声をかけられた。
MURAKAMIさんとTHIAKIさんであった。
2人とも既に何枚かのレコードやCDを持っていた。
俺より先に来てDIGっていた様だ。
うーん。あなどれん。

しばし、雑談後、再度DIGに集中する。
アルバムは一部例外を除いて、かなり法外な値段が付けられていたので(誰が買うねんこんなもんと思っていたが大量に小脇に抱えている輩がいたのも事実である)、やはり、特価版コーナーと7インチを中心に掘る事にした。

特価版コーナーを見るが、あまりめぼしいものは無かった。
ブライアン・イーノがプロデュースしたデビッド・ボウイのアルバムや、ピンクレディーのライブ盤、角川映画の主題歌集など欲しいものがまったく無かったわけではなかったが、「まあ、いつでも買えるな。この辺は」という事で、棚に戻す。

で、いろいろ見てまわった結果、LP1枚、7インチ3枚を買ったのであった。


KATHRYN MOSES "MUSIC IN MY HEART"


このアーティストの事はまったくしらなかった。
フルートとサックスを演奏し、ヴォーカルもとるカナダのアーティスト。

初日にざくっとみてた時にはスルーした。
最終日に『CLUB JAZZコーナー』という棚を覗いていた時である。
"BLACK JAZZ"のレコードや、"PHAROAH SANDERS"、"GARY BARTS"、"MTUME"などのアルバムがベラボーな値段で売っている。
そんななかで、見覚えのあるレコードが。
タグには「ブラジリアンがどうのこうの〜」と書いてある。
2000円台だった。
再度、初日に見た棚に探しにいった。
あった。
1480円。
視聴できないが、とりあえず買ってみよう。
今回買った中で一番高い買い物である。

家に帰って聴いてみた。
当たりでしたね。
基本、フュージョンなのだが、1曲スピリチュアルなヴォーカルからはじまるブラジリアンテイストな曲がはいっていた(12/11のイベントでかける予定だから聴きたい人は来るように)。
かと思うと、ギターの演奏のみでKATHRYNが歌う、まるで初期のJONI MITCHELLの曲かと思う様な曲もある。
この曲だけを聴いたら彼女がジャズミュージシャンであるという事に気が付かないだろう。
比較的ヴァラエティに飛んでいるが、整合感があるのである。




欧陽菲菲『ラブ・イズ・オーヴァー』



まず、ジャケがカッコいいね(この写真、ぼけててよく分かんないと思うけど)。

そしてなんといっても名曲である。
大名曲である。
日本、いや、アジアの歌謡界における大名曲である。



ギャル?
109の店員みてーじゃねーか。
これで現在61歳だからね。
綺麗だと思う。
スタイルも素晴らしいし。
相当努力してるんだろうね。
そして何よりも歌唱力が素晴らしい。

作詞・作曲は伊藤薫。
知らん。
70年代にフォークをやっていた人らしい。

実はこの曲は当初別の曲のB面であったという。
その曲の売り上げはよくなかった様だが、彼女は『ラブ・イズ・オーヴァー』を歌いつづけた。
そして、A面曲として再発売。
更に2年後にジャケットを変えて再発売(今回入手したのはこれだと思う)。
その翌年にヒットチャート入りを果たしたという。
こんな名曲にも苦難の歴史ありである。

これだけの名曲なので、やはりいろいろなアーティストがカヴァーしている。
代表的なものをあげただけでも、ケミストリー、徳永英明、MISONO、その姉幸田來美から美空ひばりにいたるまでである。

個人的には『ラブ・イズ・オーヴァー』を聴くとなぜかこの曲を思い出してしまう。↓



このPVのチャカはすごくかわいい。
そしてこの曲も大名曲である。

俺としては、欧陽菲菲は日本の(台湾の)チャカ・カーンだと勝手に思っている。
見た目もなんとなく似てるしね。
あるいはティナ・ターナー。
まあ、『ラブ・イズ・オーヴァー』と『スルー・ザ・ファイア』は正反対の曲なんだけどね。歌詞が。
前者は恋が終わった歌で、後者はこれから恋がはじまる歌。

B面はカラオケ。
これで、うちでこころおきなく練習できる(ウソ)。
カラオケ、つまりインストを使ってマッシュアップものを作るのもいいかもしれない。
例えば、ヒップホップやR&Bのアカペラを使ってね。


岡崎友紀『メランコリー・キャフェ』


彼女の最近の話題というと、参院選に出馬して落選した事などがあるが、俺個人としては、脇役でもいいから地道に役者を続けていってほしいというのが本音である。

70年代初期から中期の岡崎友紀は絶大な人気だった。
当時人気のバローメーターであるマルベル堂でのブロマイドの売り上げが46ヶ月首位だったというからその人気たるや凄まじいものである。
俺もリアルタイム世代ではないが、CSの再放送などで『18歳』シリーズや『小さな恋のものがたり』などを見るにつけ、「なんてキュートな女の子なんだ」といつも思ってしまう。
そして、『18歳』シリーズに於けるラブコメ演技で、コメディエンヌ的な魅力も発揮していた。
めちゃくちゃかわいくて、茶目っ気のあるTVの中の岡崎友紀に恋してしまうのである。

また、近年では動物愛護の観点からの活動も行っているようである。
リスペクト。

そんな岡崎友紀だが、今回入手したレコードは、爆発的岡崎友紀人気も落ちついた1980年に発売されたものである。

彼女のヒット曲『ドゥー・ユー・リメンバー・ミー』と同じく、安井かずみ作詞、加藤和彦作・編曲である。

曲の内容としては久保田早紀の『異邦人』の様な、どこか異国情緒を感じる様な曲である。
残念ながら、この曲はYOUTUBEにアップされていなかった。
代わりにっこの曲をどうぞ。




泰葉『フライディ・チャイナタウン』



今回の一番の収穫はこれだろう。

春風亭小朝との離婚、そしてその後の一連の騒動がワイドショーをにぎわした時期があった。
その時に必ずと言っていい程かかっていた曲がこの曲である。
当時、この曲のサビばかりがかかっていて、頭から離れなかった。

その後、この曲のレコード欲しいなあと思っていたのだが、タイトルが分からない。
で、今回泰葉のレコードを見つけてこれじゃねーかなと思ったわけ。
サビで「チャイナタウン」って歌っていた様な気もするし。
迷ったあげく、3人程の友人に確認しようと電話するも、出なかったり留守電だったりで確認できなかった。
すると、THIAKIさんが「泰葉の一番有名な曲だよ」と教えてくれた。
多分これで、間違いないだろうという事で購入に至ったのである。



作詞:荒木とよひさ(テレサ・テンの一連の作品などで有名な大作詞家)
作曲:泰葉
泰葉のデビューシングル。

すげーいい曲だと思う。
都会的でもあり、リゾート感的なものも漂わせていると思う。
泰葉の声もいい。
アレンジもとてもグルーヴィー。
編曲は井上鑑(大滝詠一の作品への参加や寺尾聰の『ルビーの指輪』の編曲で有名)。



コント?


しかし、今も昔とほとんど変わらないな。
泰葉。今もかわいいと思う。
っていうか今の方がかわいいね。
これで現在49歳だからね。30代に見える。
かわいい。

彼女の不幸は春風亭小朝と結婚して、音楽界から引退してしまった事だろう。
音楽活動を続けていればもうちょっと違う評価を受けていたかもしれない。
いい曲書けるわけだから。

離婚後、音楽活動を再開。


これなんか普通にいい曲だと思うけどね。
今後はぜひともアーティストとしてがんばってほしい。


で、今回の『2010東北音盤祭りin 仙台』だけど、行かなくても後悔はしなかっただろうけど、まあ、とりあえず収穫があったんでまあ行っといてよかったかな。
なにより『フライディ・チャイナタウン』を入手できたのが最高の収穫だった。

2010年11月25日木曜日

12月11(土曜日)にイベントやります。

12月11日の土曜日に一番町にあるBAR MILLSにて、イベントをやる事になりました。

タイトルは

"FROM DUSK TILL DAWN"

です。

テーマは"ALL GOOD MUSIC"
要はジャンルにとらわれず良質の音楽をかけるという事です。




ロックから、ソウル、ファンク、ジャズからフュージョン、ブラジリアンなど様々な音楽を楽しんでいただこうと思っております。




"FROM DUSK TILL DAWN"
12/11(Sat.)  @BAR MILLS  20:00 START
CHARGE : ¥500 (WITH SNACK)


DJ
KAKINUMA
ICHIRO (BANISH ARMS)
B.A. a.k.a. CHOSUKE (MIAMI VICE)
AND MORE




チャージは500円ですが(お菓子付き)、チケットなどはありませんので、あとはドリンク代だけです。


音楽が好きな人
お酒を呑みたい人
人と話をしたい人
ひまでしょうがない人
なんか刺激が欲しい人
そのどれにも当てはまらない人
是非是非遊びにきてください。
お酒を飲めない方にはコーヒーなどもある様なので、気軽に遊びにきてください。


また、クラブではないので、お酒を呑んだり、人と喋ったり、ついでに音楽も聴いていただいてまったり楽しんでいただければと思います。
また、店自体は18時から営業しているので、早く来てお酒を呑むのもありかと。


俺は、ものすごくベタなやつをまったりとかける予定です。
とかいいながら、まだネタ選び全然してないんですけどね。


当日までこのブログでも何度も告知すると思うのでよろしく。




BAR MILLS
住所:仙台市青葉区一番町4丁目7-7
TEL  :  022-223-1998

地図はこちら↓
BAR MILLS

BAR MILLS WEBサイト


2010年11月22日月曜日

SLAM CITY

昨夜は、仙台バードランドで行われた"SLAM CITY"というイベントに行ってきた。
その事について感想を書こうと思う。

俺的にリスペクトな先輩方がたくさん出たが、名前を出すと「こいつ先輩のバンドだからっていい事書いてんな(偏ってんな)」とか思われたくないので、敢えて名前は出さない事にする。
また、ここで書く感想に関しては、客観的視点(というかそこで繰り広げられる音楽のみから感じた純粋な感想)から書くもので、決して一部のバンドの宣伝などではないので、そこんとこ誤解の無いように。
知り合いだから良く書くとかいうのもないので。念のため。
俺がいいと思ったバンドはいいと書くし、実際に聴いてみて興味の無かったバンドに関してはそれなりの事しか書かないだろう。
ちなみに全てのバンドが初めて観るバンドである。


かなり見応えのあるライブではあった。


じゃあ、早速いくよ。

1番目。
"THEE COWBOY"

正直な話、一発目からかなりの衝撃であった。
激ヤバである。
キタ。
「仙台にこんなかっこいいバンドいるんだ」って。

ツインドラム、ベース、ターンテーブル&MPC(サンプラー)、ヴォーカルという編成。
パーカッジブなツインドラムに、ベース、DJの操るターンテーブルやサンプラーからの音が絡む。
そして、その面子で延々とインプロビゼーションを繰りひろげるのである。
とにかく、とてつもないグルーブ感が会場を覆った。
どんなジャンルなんだ?と言われると説明が難しい。
ポストパンク的でもありながら、ジャズの様でもある。
いや、音楽性がという事ではなく構成そのものが、ジャズや初期の(商業的になる前の)混沌とした頃のフュージョンの演奏でも見ているかのようなのである。
うん。むしろ混沌としてた時のフュージョン。
そして、そこから生み出されるグルーブは呪術的ですらあった。
太古のダンスミュージックであるかの様なグルーブなのだ。

インプロといっても、フリージャズの様なわけわからん感じにはならず、ひとつの楽曲としてできあがっているのである。
そこがまたすごいと思う。
そして、おそらく毎回違う曲として完成するのだろう。
1度として同じ演奏を繰り返すという事がないのだろう。
予定調和とは無縁なのである。
そういう意味において、このバンドは完全にライブバンドだと思うのである。
レコーディングされたものがあれば、入手はしたいが、それはその時のひとつの記録でしかないだろう。

すっかりファンになってしまった。
今後のライブ予定は決まってない様だが、是非とも次回のライブも観たいものである。
このバンドの動向を追っかけていきたいという気持ちだ。
また、観た事ない人にはライブを体験する事を強く勧める。
とにかくヤバいから。

2番目。
"ザ★マンチーズ"(の人のソロ)

ベースの方が盲腸で入院したとの事で、残念ながらバンドとしての"マンチーズ"は観る事ができなかった。
そのかわり、ギターの人(ヴォーカル?)の弾き語りであった。

モップス(というか吉田拓郎か)の『たどりついたらいつも雨降り』や越路吹雪(というかRCサクセションか)の『サン・トワ・マミー』、中島みゆきの『悪女』などをカヴァーしていた。
昭和もの。

俺も好きな曲達だね。
なんともほのぼのとしているというか、まったりした空気感を醸し出していた。

なんか高円寺っぽかったね。昔の。

MCもおもしろかった。
野次を飛ばす観客(勿論洒落でね)に対して「見せもんじゃねー」とか言ってる。
いや、観にきてるし。
みんな。

今度は、バンドとして観てみたいものである。

3番目。
"DRAGON×SCREW"

うーん。






ごめん。
何も言いたい事は無い。

以上。

4番目。
"NUE'S"

スリーピースのバンド。

こういう音楽は普通の現行のロックなんだろうか?
それともこういうのをエモっていうのか?
普段ロック的な音楽をほとんど聴かないのでわからない。

嫌いではないが、別に好きでもない。
そういう感想。
でも、前の方にいた客がかなりのってたんで結構人気があるのだろう。
特に女の子がのっていた。
モテるんだろう。
俺もバンドやろうかな。

ギター兼ヴォーカルの人が「俺今日調子悪いんです」とか言ったらライブが終わった。
吹いた。

5番目。
"SEED"

ヤバス。
相当ヤバかった。
ディープインパクト。
リアルにディープなインパクト。

誰かに「ブラックサバスっぽい」とか聞いていたのだが、そうではなかった(そういう要素もあるのかもしれないが)。
個人的な印象としては
ドゥームメタル ミーツ サイケデリック・ロックである(俺の乏しい音楽知識での印象なので異論がある人もいるだろうが...)。
時に"CATHEDRAL"の様でもあり、(SYD BALLETT在籍時の)"PINK FLOYD"(特に"INTERSTELLAR OVERDRIVE"ね)の様でもある。
また、誤解をまねくかもしれないが、サイケデリックなプログレの様でもあり、クラウトロック("NEU!"や"CAN"のような感じのものではなく"ASHRA"の様な感じ)の様でもあると思う。
とにかく重厚でヘヴィーでありながらものすごくサイケデリックなのである。
もはや"SEED"というジャンルと言ってもいいかもしれない。

重量感のあるスローテンポ(BPM60ぐらいだろう。いや、それ以下かもしれない)のドラム、地を這う様なベースに、エフェクトかかりまくった轟音のギター。
ギターもベースもたくさんのエフェクターを操り、とにかくサイケデリック(何度も言うけどね)でスペイシー、尚かつラウドなサウンドが延々と展開される。
ギターは宙を轟音で浮遊し、ベースは時にディジルドゥーのような音を出す時もある(俺の記憶ではね)。
ごくたまにはいるヴォーカルでさえ、もはや音響のひとつにしか聴こえない。

バイクで行ったので酒も呑んでいなかったが、それでも相当ヤバかったんで、もしも何かキメた(例えば"冷たいもの"とか)状態であの会場にいたら死んでたかもしれない。
いや、たぶん死んでただろう。うん。

言ってしまうと、会場全体が"SEED"という宇宙と化しているのである。

そして、このバンドもまた予定調和とは無縁なのである。
ライブバンドだなと強く思うのである。

次回のライブ予定は決まっていない様だが、次回もぜひとも観に行きたいと思っている。
というか行くね。

で、このバンドに関しても観た事ない人は是非観てほしい。
ぶっ飛ぶから。
あと、シューゲイザーとか好きな人も好きかもしれない。
シューゲイザーではないと思うけどね(シューゲイザーとか言ってますけど、実は俺、シューゲイザーの定義付けとか実はよくわかっていませんけどね。はい)。
でも、共通点もかなりあると思う。
シューゲイザーのガイド本に載ってもいいぐらいだと思う。
"EPMD"も載ってるぐらいだからね。

6番目。
"BUT-SCREAM"

ストレートにかっこよかった。
ガーっとはじまりスパっと終わる。
ヘビーなロックである。

特にリズム隊がよかった。
タイトなドラム。
そしてベースがまたすごい。
まるで、フュージョンの人ばりにものすごく指が動きまくるのである(勿論指弾きで)。しかも、ベースの位置が異様に低い。ロックの定位置で。
それに対して、ザクザクとしたギターにグルーヴィーなヴォーカルである。
余裕のステージング。
ベテランバンドの貫禄みたいなものを感じた。

7番目。
"SOMETHING GREAT"

今回出演したバンドの中では異色である。
どういうジャンルと言えばいいのかね。
1曲目はインストで、チカーノっぽいというかメキシコっぽいというかレコード屋のイージーリスニングコーナーに置いてあるレコードに入っている様な感じの曲だった。
"ロス○○○○○"とかそういう名前のバンドな感じの音(伝わってますか?ん、伝わってない。あーそー)。
演奏はうまいとは思わなかったが、なかなかいいんじゃないのと思った。

2曲目からヴォーカルが入った。
しかし、個人的な見解としては「ヴォーカルいらないんじゃね」という感じである。
インストの方がいいんじゃないかな。
ヴォーカルいれるんだったら、華のある女の子とか、"横山剣"(勿論メロコアの方じゃないぞ)みたいな人いれた方がいいんじゃないか。
時折、なかなかいいフレーズもあるのでちょっと残念な気がする。
うまくやれば、結構売れるんじゃないかと思うのだが。

気の毒だったのは夜中の0時を過ぎてからのスタートだったので、観客がものすごく少なかった事。
みんな終電で帰っちゃたんだね。



というわけで、今回は当然の事だが、いいバンドもあまり興味無いバンドもあった。
仙台にもものすごいバンドがいるんだなと強く感じた。
しかし、あらためて言うが、客観的に書いたつもりとはいえ、あくまでも俺個人の感想である(文章が矛盾してるな)。
俺がいいと思ったバンドをいいと思わない人もいるだろうし、俺が興味がわかなかったバンドの方が好きだという人もいるだろう。
当然の事だと思う。
なので、このへたくそな文章を読んでちょっとでも興味がわいた人は、実際にライブに足を運んで聴いて感じてほしい。

そして、もうひとついうと、7バンドも出ると大抵は疲れるものである。
クラブに行く時などもそうだが、最後の方は疲れきってグダグダになる。
しかし、今回のライブは、いいバンドのインパクトがあまりにも強烈すぎて、そういう疲れを忘れさせる何かがあった。
ダレずに観れたのだ。
行って良かったと思う。
いいもの観せてもらいました。




※この映像は本文とはまったく関係ありません。

なんやねん。この映画。
昔、こういうひどい映画いっぱいあったなあ。
まさにグラインドハウスムービー。

2010年11月21日日曜日

HAPPY BIRTHDAY TO MIYA

誕生日ネタが続く。

昨夜は、姪っ娘"MIYA"の誕生会であった。
MIYAと会うのは多分2度目だろう。
弟の結婚式にも出席しなかったぐらいの穀潰しだからな。
俺は。

で、久々に家族全員が揃った。





1才。
厳密には誕生日はちょっと先だが。



子供には正直興味がない。
しかし、身内の事を悪く言うのはあれだが、あの2人の娘にしてはかわいいと思うのである。


横にいるめがねかけたおっさんはMIYAの父親。
つまり、俺の弟。
俺より老け顔だと思う。

葬式の時、一通り葬儀の儀式みたいの終わったあとに参列者みんなで飯食うでしょ。
お膳みたいの。
昔、ばあちゃんの葬儀の時、その葬儀後の食事会の時に弟は参列者に挨拶しながらお酌をしてまわってたわけ。
仕事で営業もやってたし、そういう一般常識はあるから。
で、俺はめんどくさいから黙って飯食ってた。
弟の方が老け顔な上、そういう行為を行っていたので、お坊さんはてっきり弟の方が長男だと思ってた。
しばらくして、俺が長男だとバレてお坊さんに軽く説教されたのを思い出す。
「長男のあなたが率先してやらなくてはいけないのですよ」
「はあ......」
穀潰しなのである。


まだ1才だというのにタバコを吸う。
最近の子は早熟だねえ。



まあ、メンソールだけどね。



「ヒゲのおっさん、これまずくね」とクレームをつけられる。
俺に言われてもなあ。




粉末状のMDMAをヨーグルトに混ぜて与えてるところ。
最近の子は早熟だねえ。


いい感じで決まってきたねえ。


と思ったら、ダウナー気味にトリップしてしまった。


「ドラッグはしばらくいいわ」

という訳で誕生会は無事に終わったのであった。





これは今回の話にはまったくなんの関係もない写真。
本人の許可をまったくとっていないヤバい写真。

東京時代の呑み友達なのだが、最近めっきり綺麗になったなと思って。
※姉さん。クレームはコメント欄まで。まあ、このブログ見てないと思うけど。







2010年11月19日金曜日

HAPPY BIRTHDAY TO YUMIKOSAN

昨日はドンスタのドンちゃんこと渡辺さんの奥方ゆみこさん(勿論ゆみこさんも"渡辺さん"なんだけどね)の誕生会に参加させていただきました。




俺の様な新参者が参加させていただきひじょうに恐縮でした。




渡辺さんが持っていた"iPad"。


初めて現物に触れてみたが、欲しくなってしまいました。
コンパクトだし軽いし、どこにでも持ち運べる感じ。
WEBやメールは当然の事ながら、ものすごい数のアプリが存在するのも魅力。


YOUTUBEもガンガン見れる。
それもちょうどいいサイズで。
映っているのはデボラ・ハリー(写真ぼけてるが)。


ガールズトークがくりひろげられている。



まったくもって余談だが、この曲のトラックは今聴いてもヤバいと思う。
ヴォーカルとの相性も抜群。
プロデュースはT.KURA。
この曲聴いてクリちゃんの事が好きになったもんね。


ドンスタオリジナル トートバックをいただきました。


ありがとうございます。



ゆみこさん、誕生日おめでとうございます。


2010年11月16日火曜日

絵の力

阿部光伸さんという方の描いた絵。


『魂の旋律』


              『右脳と波動』

阿部さんという方はひじょうにユーモアのある人でいつもなにかにつけてギャグばかり言っている(頭の回転がほんと早いんだね)。
で、そのギャグが俺的にはかなりツボである。

そんな阿部さんが、絵を描いているという事は聞いていたが、先日、はじめて現物を見る事ができた。

正直、かなりのインパクトがあったね。
かなり長い間この2つの作品を見ていたが、絵から迫ってくるパワーを感じた。
うまい言い方ができないが、なにかこう迫ってくるものがある。
いっちゃてるんだよね(いい意味で)。

このブログを読んでくれている方々はご存知だと思うが、自分は音楽や映画が好きである。
そして、そういうものからパワーを貰ってる。
音楽には世界は変えられないと思うが、個人の意識や価値観を変える力があると思っている。
映画もまたしかりで、一つの作品によって人生観を変えられる事もあるのである。
小説、文学もそうだろう。
そして、絵にもまたそういった力があると思う。

絵の技術的な事とかは正直分からない。
また、絵に関する評論などもよくわからないし、どうでもいいと思っている。
小難しい意味付けなど正直どうでもいい。
その絵から自分が何を感じたか、受け取ったかという事だけが重要だと思う。

『魂の旋律』にしても『右脳と波動』にしてもなにかとてもILLなパワー(勿論いい意味で)を感じる訳。
阿部さんの内面の闇の部分の凝縮とも感じられるし、逆にポジティブなパワーの爆発ともとれる。
俺が言うとなんか安いけどね。言葉のボキャブラリーが少ないもんで。


単純にアートというか絵でも、実際に作品自体を目で見てそこから何かを感じとる事のできるものもあれば、例えば商業デザインの様に印刷物になってこそ真価を発揮するものもあると思う。
阿部さんの絵は前者だと思うんで、できれば皆に直に見てほしい。
で、感じてほしい。
こんなブログに載った小さな写真ではなかなか伝わらないと思うんで。

で、「どこで見れるの?」って事になると思うが、ちょっと先の話になるが、
来年2011年2月15日から20日まで
宮城県美術館
に展示されます。

興味がある人は是非行ってみてください。

まだちょっと先の話なんで、日にちが近くなったら再度このブログでも告知したいと思います。


        ※本人の許可を得て掲載しています。



最近のニュースがちょっと気になったので振り返り

『アウンサンスーチーさん解放』

ミャンマーの民主化運動指導者アウンサンスーチーさんが自宅軟禁から解放された。
選挙の後の解放なので、海外からの「人権侵害に対する批判」をかわす為の軍事政権側のポーズではあるだろう(ちなみに今回の選挙を国民民主連盟(NLD)はボイコットしている為、国民の関心は薄いという)。

3度目の軟禁からの解放である。
前回、無条件解放されたにも関わらず再度軟禁された訳で、今後もどうなるか分からないのが実情だろう。
また、ミャンマーの軍事政権の陰にまたしても中国の存在ありである(ミャンマー軍事政権への軍事物資主要供給国は中国である)。
しかしながら、民主化への力が強まる事を期待するばかりである。


『尖閣諸島ビデオを流出させた海上保安官』

尖閣諸島沖中国漁船衝突ビデオを流出させた海上保安官が自ら「自分が映像を流出させた」と名乗り出た。
「職を失う覚悟はしていた。国民にみてもらいたかった。そして判断してほしい」
と語ったという。
逮捕はしない方針だという。

真の愛国心を持った人だと思う。
というか、そんな硬い言い方をしなくても、普通に国の事を考えている人だと思う。
日本人として、人間として、当たり前の事をした人だと思う(この意見には異論がある人もいるとは思うが)。
実際に、命をかけて仕事をしている人な訳だから。

ある世論調査では6割以上の国民が『ビデオ流出』について支持するという結果が出ている。
また、他の調査でも8割の国民が支持するという結果が出ている。

そもそもこの件に関しては、政府がビデオを一般公開しなかった事が最大の原因な訳で、我々国民がこんな重大な事件の一部始終を見る事ができなかったというのが異常な事態だと思う訳である。


『白鵬、稀勢の里に敗れる』

衝撃だったね。
63連勝中だった白鵬が稀勢の里に敗れた。

そうはいっても、白鵬が素晴らしい横綱である事に変わりはない。
本当にリスペクトな力士である。
彼の素晴らしいところは、相撲の素晴らしさは勿論だが、日本の文化・伝統に本当に敬意をはらっているというところでもある(どこかの政権のバカにも見習ってほしいものである)。

また、白鵬を敗った稀勢の里もまた本当に素晴らしい力士である。
試合後のインタヴューでもひじょうに謙虚な発言をしていた。
本当にリスペクトである。
関係ないけど、稀勢の里っていつもなんか悩んでいるような顔してる。
なんかストイックな人なんだろうなという感じがする。

二人ともほんと、漢だと思う。

それにしても、時代が違うとはいえ、双葉山の圧倒的な偉大さをあらためて感じるのであった。


『星野哲郎氏亡くなる』

特に思い入れがあった訳ではないが、『365歩のマーチ』、『函館の女』、『男はつらいよ』のテーマ曲など、彼の作詞した曲は、子供の頃から、自然に耳に入ってきて、意識せずとも覚えてしまっているである。

特に『365歩のマーチ』なんかは、「一日一歩 三日で三歩 三歩進んで二歩さがる」という歌詞から、「全然進まねーじゃねーか」というギャグが子供の時流行ったぐらいである(俺のいた小学校限定での話)。
また、この曲があまりにも有名なので、水前寺清子が演歌歌手であったという認識は俺にはない。

『函館の女』もまた大ヒット曲であり、サブちゃんが「はーるばる来たぜサケ茶漬け〜」という替え歌を自ら歌う永谷園のCMがあったほどである(もし作詞家が川内康範だったら怒っただろうなあ)。

『兄弟船』も星野さんの作詞だし、『自動車ショー歌』なんかも彼の作詞だったんだね。

ご冥福をお祈りします。



ほんといい曲だね。歌詞も曲も。歌謡曲として素晴らしい。



これヤバいね。
チータと閣下の夢のコラボ。
トークが笑える。
コントか。



さぶちゃん、鼻の穴でけーな。



関係無いが、渥美清って初期の『東京ファンタスティック映画祭』によく来てたらしい。
ホラーとか好きだったのか?



なんやねんこの曲(笑)。
マイトガイこんな事もやってたのね。

これ削除される可能性高いんで、見てない人は早く見たほういいよ。↓



このビデオ撮った人の声入ってるけど、彼らも驚いてる(笑)。
負けた瞬間にニュース速報出てるし。「63連勝でストップ」って。今見てんのに(笑)。

2010年11月15日月曜日

NABEKAI

昨夜から先程にかけて、KAKINUMAさん、ASAHIさん、ICHIROさん、TAKUMI、YUMIKOさんと我が家で鍋会をやった。


一昨日はオールナイト。
昨日の朝、帰宅後も昔お世話になった親父の友人の方が来ていたので、ちょっと雑談などもし、日中3時間程しか寝てないというハードスケジュールではあったが、
ひじょうに楽しかったね。
まじで、楽しかった。


リスペクトな先輩方、そして、ふたまわり以上も歳の違う若い子。
そんな方々と呑み、食べ、笑い、語り、ひじょうに光栄であった。



やはり思うのは、俺はこういった方々に本当に良くしてもらい、そして素晴らしいパワーをいただいているんだないう事。

生きる力をいただいている。


しかし、YUMIKOさんの幽霊話。

まじで怖かったんですけど。

今後、我が家で鍋会をやるのは難しい状況になってしまうが、どなたかの家で定期的にやれたらいいなと思う。

又、お誘いしたが、事情などあり残念ながら来れなかった友人達もいるので、今度はそういう方々ともご一緒したいものである。
別に鍋でなくてもよいので、マジな話、実現させたいと思う。
ので、皆さんよろしくお願いいたします。

2010年11月14日日曜日

BRING OFF vol.2

昨夜はAKILLAVENUE(a.k.a. SUPER SANO BROS. ANI)と共に『NEO BROTHERZ』というクラブに遊びに行った。
DJ BAKUのバンドや、ADC氏の在籍する"EXOGRINDST"、その他いろいろなアーティストのライブ、又、たくさんのDJがまわすというからだ。

深夜0時近くに現場に着くと、既にライブがはじまっていた。
何バンドか出るが、どれが何っていうバンドなのか、よーわからん。
DJもまたしかり。
DJ達の選曲もゆるく、特にずば抜けたスキルがある訳でもないのでかなり微妙であった(うまい人もいたし、選曲がいい人も少数ながらいた事は確かだが)。
正直なところ、彼らの音楽より履いているスニーカーの方が気になった。
あれは、なんだろう。
多分ニューバランスの迷彩のやつだと思う。
精神病院に入院していた時に、履いてる人がいたので「それ、何ていうスニーカーですか?」と聞いたら、「わかりません」と言われた記憶がある。
というか、どうでもいい情報ですね。はい。

結局、バンド名を認識した状態で観れたのは"DJ BAKU HYBRID DHARUMA BAND"、"NAMB"、"EXOGRINDST"のみであった。

で、順番にいうと、まずはじめに見たのが"NAMB"。
いや、実はIDM系(というかエレクトニカ系というか)のアーティスト"NUMB"かと思って観に行ったのだが、なんとバンドの方の"NUMB"だった。

"NUMB"(バンドじゃない方)

正直、ちょっとカックン状態である。
しかし、バンド"NUMB"の噂も聞いていたのは確かである。

で、彼らの第一印象だが、『おしゃれ』である。
80年代後半のニューヨークのバンドの人達みたいな格好をしてるんだよね。
ヴォーカルの人のネルシャツがいい感じだったり、ギターの人が短パンにハイソックス(ラインが3本はいってるやつ)だったり(絶対狙ってやってる)。

どうでもいいね。音楽の話するね。
俺の個人的な印象だが、"CRO MAGS"とかそういう系かなという感じですね。
ニューヨークのメタリックなやつ。
こんな感じ。



この映像より全然熱かったよ。
まあ、好き嫌いはあるが、まあ、かっこいいんじゃないですかね。普通に。

しかしながら、客がヤバかった。
腕とか足とかブンブン振り回しながら大暴れする訳。



「何をそんなに暴れてんの?」的な。
もう、米つきバッタか?ぐらいの激しい動きしてる訳。前にいる奴らみんな。
"BLUE SUNSHINE"でも決めてんのか?ぐらい暴れまくってんの。




もう、「誰か止めてくれよ」って感じ。
背中にでっかい般若のモンモンはいったスキンヘッズの人なんか相当ヤバかったね。
最初の方、真ん中ら辺で観てたけど、途中から後ろの方に避難したもん。
で、怖くてブルブル震えてた。 ← (ウソ)
AKILLAVENUEいわく「取り巻きじゃないすか」。

で、無事に"NUMB"のライブが終わって、その次のバンドを挟んで"EXOGRINDST"。
はじめて観たんだけど、なかなかかっこいいね。
個人的にはちょっと"レパルジョン"(英語のスペルわからん)っぽいなと思ったけど(特にドラムが)、多分違うだろう。
ADC氏がベースを弾いているのを初めて観た。
友達だから言うのではないが、彼のベースの弾き方はかなりかっこいいよ。まじで(ほんとにマジだから)。
すごいグルーヴィーな動きをする。
一言で言うと「熱い」のである。
月末の"RISE AND FALL"のライブもひじょうに楽しみになった。

で、今日の一番のお目当ての"DJ BAKU HYBRID DHARUMA BAND"。
1曲目がこれだったと思う。
P.E.やJAY Zでおなじみの"RAFAYETTE AFRO ROCK BAND"のホーンを使った曲。



まず結論から言う。
うーん。
俺的にはもういいな。
なんかおもしろくない(個人的な感想です)。
インストの曲とヴォーカル入りの曲があるんだけど、ヴォーカル入りの方はもう全然ダメ(個人的な感想ですね)。
個人的にはまったく好みじゃない(個人的な感想ですよ)。
なんか演ってる音が古くさい感じもする(個人的な感想ですからね)。
BAKUのソロ、もしくはプロデュース作品の方がおもしろい気がする。



↑これなんかすごい好きだけどね。

で、この曲のシングルのB面。



ヤバいね。デスメタみたい。↑

残念ながら"HYBRID DHARUMA BAND"にはこういうかっこよさがなかった様に感じる。
どういう風に曲を作っていくのかわからないが、DJ BAKUのターンテーブリズムが前面に出るという感じではなくて、BAKU自身も一ミュージシャンに徹しているという印象。

なんで、「ロックとヒップホップ的なもの(もしくはダンスミュージック的なもの)が融合しようとするとこういう風になっちゃうのかな」という感じなんだね。
1時間ぐらいライブ演ったんだけど、もう、後半は飽きてた。
長髪のヴォーカルの履いてたスニーカーはひじょうに気になったけどね。
アディダス派としては。

そこそこ盛り上がってはいたので、俺とはまったく逆の意見の人もいるだろう。
ここで、書いてる事は俺個人の感想でしかないからね。
興味がある人はこんなブログに書いてる事を鵜呑みにせず、是非とも自分の耳で確かめてほしい。

という訳で、今回のこのイベントなのだが、正直、個人的には消化不良というか不完全燃焼感が強い("EXOGRINDST"はカッコよかったし、まあ"NUMB"も悪くなかったが。又観てないアーティストにもいいのがあったのかもしれないが...)。

あと、何よりも思ったのがチケットが高すぎる事。
アーティストには関係のない事かもしれないが、高すぎる。
当日券だと4000円。前売りですら3000円もする。

もう一ついわせてもらうと、なんでこのクラブのWEBは使えなくなってんの?って事。
そういうのは経営者側がちゃんと管理しなきゃ行けない事だと思うんだよね。
貴重な情報源な訳だから。

で、総括だけど、個人的には「スニーカーが気になった」という事だね。

以上。

2010年11月8日月曜日

MUSIC CONTINUES.

昨日で『HMV仙台一番町店』が閉店した。


CDはほとんど買わない人間だけど、街から音楽関係の店が無くなるっていうのは寂しいね。

仙台中心部の繁華街の、ファッションビルが向かい側に建つ、まさに街の中心にあった店な訳で、大げさかもしれないが、ある意味仙台音楽シーンの顔みたいな感じもあったと思う。

閉店に至った理由はいろいろだろう。
皆が音楽を入手する方法が変わってきた事も当然あるだろうし、店のビジネスのやり方が変わっていった事も一つの要因ではあるだろう。

音楽に対するリスナー側の考え方、姿勢も変わってきているのも事実だろう。


仙台に残るHMVの店舗は『LOFT店』だけになる。
CDをほぼ買わないので、実際、これから足を運ぶかはわからない。
いや、足を運ばない確率の方が高いだろう。
それでも『LOFT店』には是非ともがんばってもらいたい。

そして、自分だが、これからもひたすらレコードを買い続けようと思う。
時にはCDも。
誰に何と言われようと。

そして、それをなんらかの形で発信していければいいなと最近漠然とだが思っている。
DJもありだし、レコードを利用したトラック・メイキングでもいいだろう。
影響力は微々たるものだろうが、このブログで紹介する事もひとつの手ではあるだろう。
それが、ものすごいエナジーをもらい続けているたくさんの音楽、たくさんのアーティストに対する俺からのアンサーだと思うから。


かっこいい事言うね。俺。

2010年11月7日日曜日

銀河系におけるある音楽活動家達の誕生秘話

       昨夜はあるバンドの練習にお邪魔させていただいた。


     これから練習。
     のはずだったが。


       「実は問題が.....」    「イエーイ」


       「ギタリストが来ない」   「マジでっ」


                 「ヤバくね」


「落とし前つけさせたほういいんじゃない」「うーん」「どうしますかね」    


              「おう。どうするよ」 


           「殺っちまいましょうよ」


                        「叔父貴に意見聞いてみます」


      「ビビってんのかい。あたいが殺ろうか」


            「俺が殺るっす」


                   「あれ、ドスが無い」


  「私にも一言、言わせてください。暴力からは何も生まれません」


         「確かにお姉さんの言う通りかもしれん」
        「俺たちは過ちを犯したのかもしれん」


       「これからは平和を目指して演奏しよう」
             「いいわね」
              「いいっす。それ」
                「激熱だね」


             「わかってもらえてうれしいわ」



こうして、また、広大な宇宙の中の銀河系にある地球という星に、ひとつの偉大なバンドが生まれたのであった。



               ※クレームはコメント欄までどうぞ。


BANISH ARMS unknown datafile
こちら