2010年12月31日金曜日

2010年も本日で終わりです。

お久しぶりです。
朝起ちはしない長介です。
今、某ビルの8階にいます。


まあ、今年ですけどいろいろあったね。
個人的には。

前半はとにかく酷かった。
ほぼ、ひきこもり状態。
外に出られなかった。
病院に薬取りに行くのもなんとか(精神的にも体力的にも)力を振り絞って行ってた感じだし(それでも行けずに薬が切れて病状が更に悪化した事もあった)、カウンセリングも予約とっておきながら、精神状態が悪くて当日にキャンセルしたり、デイケアにも登録はしたが、1日も行けない月もあって、まあ、酷かった。
好きだった筈の音楽もまったく聴く気が起こらず、テレビも頭に入って来ないんで見ず、まあ、一日中横になってた。
まあ、ここだけの話ですけど、スーサイド未遂もあった(未遂に終わった時の敗北感といえばそれはもうすさまじく、すごくがっかりだった。この生き地獄にまだ存在しなきゃいけないのかと...)。
それが8月前半位までかな。

で、その後の後半は、いろんな人達の助けや心遣いがあって、徐々に外にも出れるようになり、デイケアにも比較的行けるようになったし、ライブやクラブ、バーなんかにも行けるようになった。
まだまだ、急に気分が鬱状態になったり、特に人ごみなどでテンパる事もあるが、少しづつよくなってきてはいると思う。
20年来の友人や先輩方や後輩達ともまた、交流できるようになったし、新しい友達もいっぱい増えた。
そして、皆、気持ちのやさしい人達なんだなあ。
東京から仙台に帰る事になった当初は、ちょっと「うーん.....」という感じだったのだが、仙台っていい街ですね。
ほんと。

で、まあ、今年の後半は、いろいろな人達に感謝なんですわ。
ほんと。
マジで。

特にあの方とあの方には感謝です。
そして、あの方とあの方、あの方にも感謝しなくてはいけない。
で、あの方達とあの方、あの方にも感謝しなくてはならない。
そんでもって、あの方やあの方、あの方にも感謝しなくてはいけない。
でね、あの方やあの方、あの方にも感謝しなくてはならない。
ついでに、あの方やあの方、そしてあの方にも感謝しなくてはならない。
ちょっとセンチメンタルなあの方、寂しがりやのあの方、独り上手のあの方にも感謝しなくてはならない。
時にはちょっぴり怒りんぼうなあの方、泣きじょうごなあの方、オナニストなあの方にも感謝しなくてはいけない。

くどいね。
そして、全然おもしろくない。
長介ギャグ。

まあ、とにかく、今年、俺に関わってくれた全ての人達に感謝です。
そして、全ての人達がハッピーになれるように心より願います。

来年はいろんな意味で音楽活動などがんばってみようかななどと考えている今日このごろ。

皆さん。よいお年をお迎えください。



じゃあ、今からビルの8階から飛び降ります。
皆さん今までありがとうございました。
さようなら。



こんな時代は来なかったがな。

2010年12月25日土曜日

MERRY CLITORIS!!!

今頃ラブホテルで背徳的行為にふけっている皆さん。
現在は第2ラウンドぐらいでしょうか?
こんばんわ。
40年間モテた事が無い長介です。

お前ら絶対地獄に堕ちるかんね!

すいません。
ちょっと熱くなってしまいました。
大人げなかったです。

いやあ、『翻訳:@nifty』で「栗と栗鼠」って入力したらちゃんと出てきたね。英語で。
ビックリしたよ、もう。

で、ウィキペディアで調べたら、あらあら、更にびっくり。
なんですかねこれは。

wikipedia(英語版)

よくわかんないですけど、女性は間違っても絶対開けないように。
.....もうおそいか。

昨夜は雪。
まさにホワイトクリスマス。
街中では程よい感じにちらほらと降ってた。

先程、終電で帰宅。
地元の駅で降りると




「なんやねん!!!これ」

すっかり雪が積もってるのであった。

俺ん家、山だからね。
降るんですわ。
街中より。

まあ、雪は嫌いではないんだけどさ。
嫌なんだよ。
お気に入りのスタジャンと、ティンバーのイエローヌバックが濡れるのは。



あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜。



どこも一面銀世界。


ふと『空』を、いや『宇宙(そら)』を見上げる。
星じゃない。
雪なのである。


家の近くまで来ると。


親父の車もこんなになっている。


家の入口。


階段も雪、雪、雪。


庭も真っ白。


帽子にもこんなに積もってしまったのであった。

昨夜感謝したい人達
AKIHIKOさん、THIAKIさん、TAKAHASIさん、KIKUTIさん、GOさん、K林さん。
ありがとうございました。


おつかれチンでございました。



う〜ん。
眠い。
もう寝るわ。
ほんじゃ。
バイバ〜イ。



2010年12月22日水曜日

MAY THE FORCE BE WITH YOU!!!

スニーカー好きの人からすれば今更何言ってんのって感じかもしれないが、今ADIDASとSTAR WARSがコラボしてる。
既に第2弾らしい。

で、いろいろなスニーカーのSTAR WARSヴァージョンが出てる。

アディダス派である。
俺は。
そして、スター・ウォーズもエピソード4から6は好きだ。
だから期待してしまうのだが.....。



"ダース・ベイダー"と"マスター・ヨーダ"のスーパースター。


"R2D2"と"C3PO"のスーパースター。


"ルーク"のなんか。トップテンっぽいけど違うな。スカイウォーカーって名前らしい。


"ボバ・フェット"のZX800。


"マスター・ヨーダ"のスタンスミス。


"AT-AT"仕様のフォーラム。
結構人気あるようで、わりかし売り切れてる。



それにしてもどれもはっきり言ってダサイ。
ことごとくダサイ。
他にもいろいろあるがダサイので写真を載せない。



名場面が載ってるマイクロペーサー。
誰が履くんだ...。
これ。
俺は履けるけどさ。


"タイ・ファイター"仕様のニッツァ。
これは百歩ゆずって有りかな...。


"ベイダー卿"のニッツァ。
うーん。これも...。
まあ買わないけどね。


もうちょっとなんとかならなかったのか。


どっちかっていうとこれの方がまだそそられる。↓


VANSの"トロン・レガシー"モデル。
まあこれも買わんけどね。


でもうひとつ言うとあらためてまた再発されたこれ。


なんか前回再発された時よりもダサくなってる気がする。
いや、ダサくなってる。
前回再発時、無理をしてでも買っとくべきだった。


どっかでスター・トレックのスニーカー出してくれないかなあ。
後ろに「長寿と繁栄を」とか書いてあるバルカンモデルとか、「抵抗は無意味だ」って書いてあるボーグモデルとかさ。
あ、あと、「今日は死ぬにはいい日だ」とか「カプラ!!!」とか書いてあるクリンゴンモデルもね。



このCMはヤバすぎる。
スヌープ、ダフトパンク、ベッカム.....が、ハリソンやアレック・ギネス、C3やR2達と共演。
技術の進化の賜物だね。



これもカッコいい。
あの曲がブレイクビーツみたいになって、ベイダー卿が出てくるところがヤバすぎ。
それにしてもダフトパンク。暑くないのか。

2010年12月21日火曜日

"仙台ハードコア忘年会GIG 2010"は本日12月22日(水)です。



今日は仙台バードランドにて『仙台ハードコア忘年会GIG 2010』という企画があります。


『仙台ハードコア忘年会GIG 2010』

場所:SENDAI  BIRDLAND
オープン/18:00 スタート/18:30 



出演バンド

BREAK OF CHAIN
DRAGONxSCREW
CONVERSATION ZERO
Tasmaniandevil Never Die
Gong Gong Valley
BANISH ARMS
FATAL DESOLATION
INNER STRUGGLE
THE BRUETHERS
RED SKY
UNRESTRAINED
ANGER




なんと、なんと。12バンドも出るんですなあ。

今夜は俺が1番好きなバンド(そしてもっとも影響を受けたバンド)が出るので、行こうと思っております。
また、半分以上が初めて観るバンドなので、まあ、それも楽しみにしようかなと。

では皆さん。
会場でお会いしましょう。
バイビー。

本日の俺のBGM ↓


なんやねん。この曲。
"LIVING ON A FARM"って.....。
なんでこんなの作ろうと思ったのかね。
うーん.....。
...つうかこのレコード欲しいな。
マジで。
志村がマイク振り回してる姿が思い出される(一定の年齢層の方なら分かっていただけると思いますが)。


2010年12月20日月曜日

WORKAHOLIC?

寒さが肌身にしみる今日この頃。
皆さんいかがおすごしでしょうか。
お久しぶりです。
心も体もボロ雑巾状態の長介です。

疲れたね。疲れ果てた。
まじで。
ここ1週間位はちょっと半端なかった。
精神疾患持ちにとってはなかなかしんどかった。
久々に労働の厳しさというのを思い知らされた訳。
病気になってから4年程働いてなかったからね(いや、厳密には3度程社会復帰に挑戦したが、いずれも失敗に終わったのだった)。
要領のいい人だったらなんて事ないんだろうが、俺は要領が悪い上に、頭の回転も遅い。
おまけにどうでもいいところにこだわってしまう。
そんなわけで、同じ事をやるにも他の人より時間と精神的疲労がかかってしまう。
昨日の朝なんて、気分悪くなって吐いたもんね。
朝ゲロ。
多分、今、仮に女の子に誘惑されても、SEXもやる気が起こらん状態だな。
まじで。

まいった。

おふくろが脳梗塞で入院はするし(まあ、命に別状がある様なひどいものではなかったので、とりあえずは安心だが)。

夏にコケて怪我をしたところと同じところでバイクでコケるし.....。

テレビも見てないんで(ニュースすら見てない)、世間の動向もようわからん。
海老蔵がヤマキのCM降ろされたって事ぐらい。
あと、加藤鷹がR-1に挑戦した事。
何で?
何故に?
チンコ駄目になった?
チンコ老けた?

でまあ、とりあえず今日は小休止。
と、言いたいところだが、まだやらなきゃいけない事がいくつかあって、それがまだできてない。
何人かの人に迷惑をかけてる状態。

こういう事をやるのを半分楽しみつつ、半分は重圧に耐えてる状態だな。
正直なところ。

とか言いながらヤフー・オークションは毎日何かしらやってるけどね。
おかげで最近なかなかいい皿をGETしております。
ウォッチ・リストつけまくってリマインダーも設定してるので、夕方から深夜にかけて大量のメールがくる。
バイブにしてるんだが、すごい勢いでバイブがなりまくり。
女子だったら3回ぐらいは、"いっちゃう"んじゃないか?ってぐらいバイブがなりまくる。
"OW  YES  I'M COMING!!!"という位になりまくる。
いちいち確認するのめんどくさいんで深夜にまとめてチェックするのだが、その頃にはメール70件ぐらいになってる。
ほぼ全部『フォルダ2』で。
ヤフオク専用のフォルダにしてるから。

しかし、"WORKAHOLIC?"とかタイトルつけたけど、そうではないね。
全然違う。

まあ、俺の様な穀潰しでも頼りにしてくれる方々がいるという事に感謝しなくてはいけないとは思う。
ここ、すげえ大事な事。
その人達の為にがんばらなくてはいけない。

という、どうでもいい近況報告でした。





じゃあ、眠くなったんで寝るわ。
じゃあね。
バイバ〜イ。また見てね〜。





つうか、どうでもいい話だな。
誰がこの文章読んで楽しいんだ.....。
多分誰も楽しまんだろうが。





ヤベえな。プレミア仕事。そして、プレミアのビートにはグールーが一番しっくりくる感じだな(亡くなられたのが悔やまれる)。

2010年12月12日日曜日

"FROM DUSK TILL DAWN"無事終了しました。

昨夜12月11日20時から本日の深夜2時まで開催された、BAR MILLSでのイベント"FROM DUSK TILL DAWN"。
おかげさまで無事終了しました。

あれから数時間たちましたが、まだ、少し興奮冷めやらぬといったところです。




            「なんか虫がいる」 
       「まじすか?」



  「これがあの有名な三種の神器のひとつである"やたの鏡"である」


           「寂しくなんかないもん」


           「まぶしい」    「まじで」


         「空手チョーップ!!!」



       

まず、今回機会を与えてくれたKAKINUMAさんとMILLSのKATAKURAさんに感謝します。

一緒にDJをしてくれたAKIHIKOさん、THIAKIさん、ICHIROさん。
楽しい時間をありがとうございました。

そして、今回足を運んでくれた全てのお客さんに本当に感謝します。

又、今月誕生日だったWATANABEさん、KAKINUMAさん、KODAIRAさん。
おめでとうございます。

正直な話、はじめはどうなる事かと思いましたが、結構お客さんも来てくれまして、ひとまずは成功だったんではないかと思います。

また、DJの皆さん個人個人の色が出ていて楽しかったです。
"ニール・ヤング"から、"ヴィサージ"、"ゴブリン"、"テレフォン・テルアビブ"までと、ひじょうに幅広い選曲が楽しめました。

クラブのように踊らなくてもいい、音楽を楽しみながら喋ったり、お酒を呑んでまったりしてればいいというMILLSの空間が、かける音楽に自由度を与えていると感じました。
クラブではなかなかかけられない曲がかけられる。
ひじょうにいい空間、空気感でした。

自分も、DJなどやるのは数年ぶりで、どんなもんかと少し心配ではありましたが、まあ、そこそこですが、やれる事はできたかなと(すごく汗かきましたけど...)。
針も飛ばしましたし、ぶっ込みに失敗したりもしましたが、今後の反省材料にしようと思います。

この面子で是非ともまた、こういう企画ができたらいいなと思っています。
というか、是非やりたいです。

今回来れなかった人で興味がある人は、次回是非来てみてください。

「ちょっと本気でDJとかやってみようかな」と調子に乗ってます。
俺。









おまけ。




最近、近日リリースされるマイケルの未発表音源集に、YMOの曲にマイケルが歌詞をつけた"BEHIND THE MASK"が収録されているという噂を聞いた。

ググってみると確かにウイキペディアはじめ様々なサイトに、その様な事実がある事が書かれていた。
そこで、音源を聴けないかと思って、YOUTUBEで探してみた。

あった!!!




と、思ったのだが、
これはクレジットこそ"MICHAEL JACKSON/BEHIND THE MASK"となっているが、歌っているのはあきらかにマイケルの声では無い。
おそらく、『スリラー』にも参加していたGREG PHILLINGANESのアルバムに収録されている(マイケルの歌詞を元にした)ものではないかと思う。

ちなみに、このマイケル版はクラプトンもやっている。



で、もっとよく探したらあった。
たぶんこれだと思う。



これは、まちがいなくマイケルの声。
アルバムにこのヴァージョンが収録されているのかは分からないが、これはかっこいい。

ウイキペディアによると、当初、クインシーがYMOの曲を気に入り、マイケルによる歌詞をつけて『スリラー』に収録しようとしたらしいのだが、いろいろあって、YMO側が断ったらしい。

なんかそういう話を聞くと"HUMAN NATURE"って"BEHIND THE MASK"っぽい曲を作ろうとして作った曲という気がしてくるのは俺だけだね。きっと。
かなり妄想入った思い込み......。



ちなみに、これはあきらかに『ビハインド・ザ・マスク』のぱくりだろうと昔から思ってる。↓



ね。
パクリでしょ。
でも、作曲:筒美京平、編曲:鷺巣詩郎だからね。


マイケルのニュー・アルバム『MICHAEL』の発売は12月15日。
今週。
でも、CD買う習慣無いからなあ。
シングルカットしてくれねかなあ。

2010年12月8日水曜日

MILLSでのイベント"今週土曜日"です。

KAKINUMAさん主催のイベント『FROM DUSK TILL DAWN』が今週土曜日にせまりました。


実は、先週からKAKIさんが入院するというアクシデントがありまして、一時参加が危ぶまれましたが、なんとか参加できそうです。

で、DJ陣が増えました。

DJ

KAKINUMA
ICHIRO (BANISH ARMS)
AKIHIKO (SEED)
THIAKI
B.A. aka CHOSKE (MIAMI VICE)

です。

当日は、ロックから、ソウル、ファンク、ジャズ、フュージョンなど、様々な音楽が楽しめると思いますので是非遊びにきてください。
音楽聴かなくて、酒呑んだり、人と喋ってたりしても全然かまいませんから。
ついでに音楽も楽しんでもらえれば幸いです。

"FROM DUSK TILL DAWN"
12/11(sat)
@BAR MILLS
START   20:00〜
CHARGE  ¥500(WITH SNACK)


BAR MILLS
仙台市青葉区一番町4丁目7-7
TEL/022-223-1998

BAR MILLSの地図はここ↓
BAR MILLS MAP


ちなみに昨日、KAKINUMAさんの誕生日だったんで、知らなかった知人の方はメールでもしてあげてください(入院中なので電話は不可です)。
よろしくお願いします。




サルマ・ハエックっていい女だな。
うらやましいぞ。タラ。

2010年12月4日土曜日

PRETTY in RED!!!

PHASE 1


PHASE 2


PHASE 3


PHASE 4








MACHETE

「人間になる必要はない。俺は"神話"だ」


『マチェーテ』

ちょっとだいぶ前に書き始めた文章で完全にタイミング逃してるけど、載せるよ。
とりあえず。

ロバート・ロドリゲス監督(イーサン・マニキスとの共同監督)の『マチェーテ』を観てきた。

映画ファンは当然知っている話だが、知らない人の為に『マチェーテ』という映画の作られた背景についてちょっと書こう。

『マチェーテ』というのはもともとは2007年に全米公開された2本立ての映画『グラインドハウス』(クエンティン・タランティーノ監督による『デス・プルーフ』とロドリゲス監督による『プラネット・テラー』)公開時に同時に上映されたフェイク予告編であった。
つまり、実際に作られる予定のない架空の映画の予告編である。
ちなみに、このフェイク予告編は全部で4本あり、『マチェーテ』以外の3本は、『ホステル』のイーライ・ロス監督による『サンクス・ギビング』、『デビルズ・リジェクト』のロブ・ゾンビ監督による『ナチ親衛隊の狼女』、『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエドガー・ライト監督による『Don't/ドント』であった。



この時点ではダニー・トレホとチーチ・マリンとジェフ・フェイヒーしか出てないね。



殺戮シーンからフィルムの荒れ方、ナレーションまですべてがめちゃくちゃいい。
これがもし80年代に存在した映画だとしたらカルト化してると思う。
女が裸になったり、SEXしてたら殺されるとか、首切られて頭無いやつが血吹出しながらオロオロ動いたり、スラッシャームービー、Z級映画のお約束、空気感をすべて完全に再現してる。
アメリカではグラインドハウス or ドライブインシアター、日本ではビデオでひっそり出てた様な完全なジャンク映画。



『イルザ』と『狼人間』もの合わせた様な映画かと思ったら、フーマンチューが出てくる。しかもニコラス・ケイジ(笑)。
盛りすぎ。
狼女ものでシビル・ダニングが出てるってところがポイント。



ロディー・マクドウォールみたいなやつが一瞬うつる。完全に『ヘルハウス』。


どれも、ヤバいね。
どれも観たい。
個人的には『サンクス・ギビング』が特に観たい。

で、当時、「予告編の評判が良かったら本編を作る」という話があったが、まあ冗談だろうと思っていた。
しかし、今回本当に『マチェーテ』の本編が作られ公開された訳である。

ちなみに"マチェーテ"とは何なのか?



これである。↓


このゾンビの頭に突き刺さっているナタの様な刃物。
それが"マチェーテ"である。
この、一般的に"マチェーテゾンビ"と言われる役を演じたレナード・ライズという人は、未だに頻繁にコンベンションなどにゲストとして参加しているという。
このサイトなどでは、彼の直筆サイン入り写真が5000円で売られている。
本の一瞬しか登場しないんだけどね。
この人。
何でもビジネスになる国だな。アメリカ。つうか.....。
映画が歴史的名作になった事でこの人の人生自体変わっちゃった。
ほんと一瞬だけどね。
出てくるのは。

映画本編の話にもどるが、ストーリーは簡単に言うと、政治家や麻薬密売を行う組織に罠にかけられた不法移民の男(元捜査官でもある)の復讐の物語である。

キャストがまた、いつものロドリゲス映画同様素晴らしい。
タランティーノやロブ・ゾンビの作品同様に、キャスティングだけでもわくわくさせてくれるのである。
ジャンルムービー好きにとってはだけど。

主人公"マチェーテ"を演じるのはダニー・トレホ。


ダニー・トレホが主演というだけで、既にこの作品は普通の映画じゃない事が決定した様なものである。
彼は、名バイプレイヤーとして映画ファンには有名だが(ロバート・ロドリゲスの映画の常連でもある)、寡黙で屈強な男"マチェーテ"を見事に演じきってくれた。
まあ、元々刑務所に長く入ってくさい飯食ってた人だからね。
こういうタフな役は地でできる感じ。
演技とかあんましてないかも。
で、今回はなぜか女にモテモテな役でもある。

そして、不法移民を監視する捜査官で、後に"マチェーテ"の相棒になる"サルタナ"を演じるのはジェシカ・アルバ。


かわいい。
ほんとかわいい。
相変わらずかわゆい。
ロドリゲスの作品には『シン・シティ』に続く登板である。


しかし、今回はかわいさだけではなく強さも兼ね備えた女性を演じている。


こんなサービスショットもあったりしてファンとしてはひじょうにうれしいかぎり。
はっきりいって、このシーンが必要だったのか?という疑問はあるけどね。
多分必要無い。
いや、俺らの為には必要である。

移民の為に戦う女革命戦士"ルース"(SHE)を演じるのはタフな女を演じさせたら右に出るものがいないミシェル・ロドリゲス。


ミシェル姉さんマジかっこよすぎ。
年下だけどね。
俺より。


女版スネーク・プリスキンみたいだな。
というかゲバラか。
さすが元ヤンである。

で、"マチェーテ"の兄である神父を演じるのがチーチ・マリン。


いわずと知れた"チーチ&チョン"(マリファナネタばっかりやってるコメディアン)のチーチの方。
彼もロドリゲス映画の常連俳優である。
チーチ&チョンの映画は比較的有名であるにもかかわらず日本では残念ながらDVDになってない様だ。
昔、ビデオは出ていたが、現在ではオークションなどでそこそこの高値で取引されている。
以前東京に住んでいた時に渋谷と三軒茶屋のTUTAYAの品揃えには驚いたが(DVD化されていないかなりレアなビデオソフトなども未だにレンタルされていてかなりお世話になった)、そこでも置いてあるのを見た覚えがないくらいなので、ひじょうに視聴が困難な状況である。
輸入版を買えばいいじゃんという意見もあるかもしれないが、コメディーなので英語がかなり分からないと全然おもしろくないだろう。
彼らのCDは比較的容易に入手できるんだけどね。
アーティストの中にも彼らの影響を受けた人達は多い様で、例えばレッドマンやメソッドマンなどがその典型だろう。

で、悪役。

敵の大ボスである麻薬王"トーレス"を演じるのが、世界最強のコックa.k.a.ケーシー・ライバックこと沈黙のスティーブン・セガールである。


日本では今でもそれなりにではあるが彼の人気はあるので、彼の映画は大抵劇場公開されるが(とりあえずDVD売るための宣伝としての東京限定公開とかね)、アメリカではほぼDVDスルーらしい。
その為、彼が劇場に復帰するのは本当に久々のことの様だ。
『エクスペンダブルズ』出演断っちゃったしね(スタさんとの確執があったのではなく『エクスペンダブルズ』のプロデューサーと過去にもめた事があった為というのが真相の様だ)。
しかも、はじめての悪役ではないのか。
セガールが悪役をやるというのも結構新鮮で、なかなか興味深い。
セクハラで世間騒がしちゃったしな。
「実は悪いんじゃないの、あんた」みたいな。
まあ、映画好きにはバカにされるかもしれないが、セガールのケーシー伯父さんシリーズ第2弾『暴走特急』は80年代以降のアクション映画のなかではマジで傑作だと思ってるんで、今回の出演は個人的には大歓迎なのである。

そして、"トーレス"の部下でもあり、移民弾圧をすすめる上院議員"マクローリン"の補佐官を演じるのがジェフ・フェイヒーだ。



「誰?」
という人も多いだろう。
無理もない。
彼は、『シルバラード』やイーストウッドの『ホワイトハンター・ブラックハート』などメジャー映画にも出ているが、ほとんどの出演映画がB級だからである。
日本ではビデオレンタルの片隅に置かれた「誰が借りるんだこれ」みたいな映画ばかりに出ている役者さんなのだ。
しかし、ロドリゲスの前作『プラネット・テラー』ではマイケル・ビーン演じる保安官の兄であるレストランのオーナー役を演じていてこの役が結構よかった。
いい味を出していた。
印象に残った人も多いだろう。
バーベキューのソースのレシピのくだりとかね。
彼が"マチェーテ"を罠にかけ、その後、亡き者にしようといろいろと画策する悪人を演じている。

移民狩り(不法移民ね)をしている自警団のリーダーを演じているのがドン・ジョンソンだ。


ドン・ジョンソンといえばやはり、圧倒的に『マイアミバイス』のソニー・クロケット刑事だし、『刑事ナッシュ・ブリッジス』の主人公だろう。
刑事役のイメージが強い。
セガールと同じく、悪人というよりは正義の味方的なイメージが強い。
しかし、今回の悪役はなかなかはまっていた。
いかにも全米ライフル協会にでも加入してそうな典型的なアメリカの保守派の悪人なのである。
実際のところ、サングラス外すまで彼がドン・ジョンソンだと気付かなかったんだけどね。
ちなみにチーチ・マリンとは『刑事ナッシュ・ブリッジス』で長年共演してた。
『ナッシュ・ブリッジス』はドン・ジョンソンとチーチ・マリンのバディーものだからね。

そして、移民弾圧を訴える上院議員"マクローリン"を演じているのがロバート・デニーロ。


いいのか。デニーロ。
こんな映画に出ていて。
あなたはアメリカ俳優界の最重要人物だぞ。
トラヴィス・ビックルを演じて、俺の人生に多大なる影響をあたえた人だぞ。
今回、デニーロはノリノリだったのか、手抜きだったのかよくわからん。
たぶん楽しんではいたんだろうなとは思う。
KAKIさんいわく「ブッシュっぽかったな」。
確かに、アメリカの保守派のうさんくさい政治家っぽさはでてた。
『ランド・オブ・ザ・デッド』に出演したデニス・ホッパーは、ラムズフェルドを意識して演技をしたそうだが、今回のデニーロもそんな感じだったんだろうか。
それにしても死に方がひどかった。
わざとなのかわからないが、すごく下手くそな死に方をしていた。
あれは意図的なものなのか。

悪人側に雇われる殺し屋"オシリス"を演じたのが、トム・サヴィーニである。


彼もロドリゲスの映画の常連である。
特に『フロム・ダスク・ティル・ドーン』で彼が演じた"セックス・マシーン"というバイカーはひじょうにかっこよかった。
股間に拳銃がついているのである。
また、上記であげた『ゾンビ』における"マチェーテゾンビ"にマチェーテをブッ刺しているのはトム・サヴィーニ演じる"ブレード"という暴走族である。
他にも結構いろいろな映画に出てるんだね。
ジョージ・A・ロメロの映画の常連でもあった。
いつもなんかおんなじ様な役ばっかやってる様なイメージがあるんだけどね。
しかし、俺ら世代にはとても有名な話だが、彼の本職は特殊メイクアップアーティストである。
『ゾンビ』をはじめ『マーティン』や『クリープショー』等、ジョージ・A・ロメロ監督の一連の作品や、『悪魔のいけにえ2』から『キリング・ゾーイ』まで、70年代後半から90年代初期ぐらいまでの(ホラー、非ホラー問わず)スプラッター的な特殊メイクといえばトム・サヴィーニだった。
特にロメロ監督のリビングデッドシリーズ3作目『死霊のえじき』での彼の仕事は、ほとんど芸術的とでも言える程素晴らしいゴアシーンを作り出していた。
スプラッター映画をけっこう見ているが、その特殊メイクが芸術的ですらあると思ったのは後にも先にも『死霊のえじき』ぐらいだろう。
リック・ベイカーの『狼男アメリカン』も、ロブ・ボッティンの『遊星からの物体X』もすごいとは思ったが、「芸術的」とまでは思わなかった。
しかし、ある意味巨匠だったベイカーもボッティンもサヴィーニもCGの普及と共に徐々に居場所を失っていったのである。
さみしいね。
特殊効果はCGに取って代わられ、グリーンバックの前で演技をする事によってロケ撮も減っていく。
CGの普及のおかげで過去には実現できなかった様な映像が観れる一方、作品から感じるリアルな空気感や雰囲気とかが失われていっている気がする。
そんな中でアナログ的なやり方でがんばっているのがKNBエフェクツ。
今現在、メジャー、B級問わずハリウッド映画のスプラッターメイク、スプラッター的特殊効果をほぼ独占して担当しているKNBエフェクツのグレッグ・ニコテロはサヴィーニの弟子である。
又、サヴィーニは監督としてもロメロ監督作で、トビー・フーパー監督の『悪魔のいけにえ』と共に現代のモダンホラーに最も影響を与えた映画『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(この2作品のマスターフィルムはニューヨーク近代美術館に所蔵されている)のリメイク版『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/死霊創成期』を監督している。
この映画はリメイクとしては、なかなかの出来だったと思うよ。
演出もちゃんとしてるし、かなりおもしろかった。
ちなみに2006年にリメイクされた『超立体映画ゾンビ3D』("NIGHT OF THE LIVING DEAD 3D")ではないので観ようと思った人はご注意を。
又、オリジナルの方の『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』だが、タイトルに『最終版』と書いてあるやつは絶対借りないように。
ロメロが全然関わっていない改悪されたやつだから。
クソ。
ウンコ。

大幅に話がそれたね。

で、他にもお騒がせ女優リンジー・ローハンとか(ヌードにもなってる)


誰も覚えてないだろうけど『プラネット・テラー』にも出てたアヴェラン姉妹とか


出てる。

アヴェラン姉妹。
カッコいい。
俺の入院してた精神病院にはこんな女の子達いなかったぞ。
ヤリマンの娘はいたけどさ。

どうでもいいですかね?

で、ここまでほんとどうでもいい出演者紹介に終止してしまったわけだが、肝心の映画自体はどうだったのか?

まあ、結構おもしろかったというところですかね。
まずは、観れてよかった。

実はRIEさんのツイッターでのつぶやきがなかったら、この映画が日本で公開されている事すら気がつかなかった。
しかも、どうせ東京だけだろう(シアターN渋谷とかだけだろう)とか思ってたら宮城でもやってた。
仙台じゃないけど(こういう映画を仙台で観れないというのが仙台の文化的なレベルの低さをもの語っていると思う)。
彼女には感謝だね。ほんと。

で、KAKINUMAさんと"S.O.U."のTANNOくんと俺で観に行った。
俺ら合わせて客5人。
そのうち女子1人。
多分みんなおたく。

作品の話にもどるけど、
まず、はじまって5分ぐらいの間に人間の頭がたくさん吹っ飛んだ。
首からぶった切られて。
これ、重要。
これで、つかみはオーケー。

ロドリゲスは『プラネット・テラー』の時、一部から全然『グラインドハウス』映画っぽくない、みたいな事言われてた。
『グラインドハウス』映画全然観てないとか言われてた。
柳下さんとか高橋ヨシキさんとかも言ってた。↓



目に注射器が刺さるのが『ゾンゲ』で、目に木が刺さるのが『サンゲ』...。
『ザ・ダーク』、『溶解人間』、『スクワーム』.....。この会話混ざりてー。
関係無いけど三留まゆみさんってすごくかわいいと思う。
俺より年上だと思うけど、チャーミング。

でもさ。個人的には『デス・プルーフ』より『プラネット・テラー』の方が全然おもしろかったけどね。
『デス・プルーフ』は最後の30分ぐらいだけはおもしろかったけど。
ラス・メイヤー(というか『ファスター・プッシー・キャット・キル・キル』)ミーツ『バニシング in 60』みたいで。
俺が観てた劇場では、一番最後の"THE END"って出てくるところで観客大爆笑してたし。
まじで、拍手と大爆笑。

っていうのはさておき、今回『プラネット・テラー』よりは『グラインドハウス』映画っぽかったんじゃないかな。
はじまって数分の雰囲気はどことなく『処刑軍団ザップ』とかみたいな70年代のあのなんか安っぽいけど出血大サービスみたいな感じがしたし(あくまでも俺の印象だけどね)。
都会ではグラインドハウス、田舎ではドライブインシアターでやってそうな感じ。

で、一悶着あったあと、結構普通の映画っぽくなる。
サスペンスあり、アクションありの普通におもしろい映画。
この辺はちゃんと作ってる。
うん。
普通におもしろい。

でも、俺の体調が万全じゃなかったんで途中30分ぐらい半寝状態だった。
映画がつまらなくて寝そうになったんじゃなく、おもしろいからちゃんと観たいのに、体調悪くて眠くなるという一番嫌なパターン。
最近、突然眠くなる事が結構あるんだよね。
前日、結構寝てても。
って言う事を前にも書いた様な気がする。

で、後半は結構期待させといて見事にハズしてくれたりするところとか結構あったなあ。

マッドマックスに出てくる様なカスタムカーがいっぱい並んで走ってきて、敵のアジトの前まで来て止まる。
そのうちの1台から車に装着されたミサイルがぶっ放される。
「ピューン、ボカーン」って。
で、その後、派手にカーアクションとかあるのかなーとか思ったら無かった(笑)。

"マチェーテ"がバイクにガトリングガンみたいのをつけてぶっ放しながら飛ぶんだけど、それ以降そのバイクもあまり活躍しない。

あと、最後はもうグダグダだったな。
チカーノと悪の軍団が乱闘になるんだけど、なんかでっかい駐車場でみんながわいわい騒いでるみたいな感じ。
緊張感ほぼゼロ。
こういうところが逆に『グラインドハウス』っぽいのかもしれないといえばそれまでだが。

セガールも悪のボスなのに強いんだか弱いんだかわからない。
なんか、そんなに盛り上がりもせず死ぬ。
デニーロの死に様はもう一回言うけどへたくそすぎるし。

といいながらもかっこいいというか、実にグッとくるシーンもあるにはあったわけで。
例えば、ミシェル・ロドリゲス扮する"SHE"がバンの後ろのドアを開けて登場するところなんか、あまりにかっこよすぎてあらためてミシェルに惚れ直した。
「こいつは"スネーク"の女版か!」って。
あのどーでもいい映画『アバター』でも彼女だけはかっこよかったしなあ。
あとは、やはり、ジェシカ・アルバの相変わらずのかわいさ。
ちょっと、この映画の中では少しばかり浮いてた感じもしないでもないが、まあとにかくかわいかった。
そして、アヴェラン姉妹の扮するナースでしょう。
白衣(それもミニスカ)のままマシンガンぶっ放すっていうね。

みんな、強い女を演じてた。
これは、ある種、おたくの願望なんだよね。
強くてかわいい(もしくは美しい)女の子がコスプレして、マシンガンとかバズーカとかをぶっ放すっていう。


いいね。ダーティペア。えぐいね。海外のOTAKUも。


不二子。あんまり似てない。


軍人系。『コンバットマガジン』とか読んでる人が喜びそう。


003ね。うん。かわいい。かわいらしい。


こういうの大好きだね。
俺は。
この衣装6980円で買える。
買ってあげるから誰か俺の前で着てくれないかな。
おねがい。

こういう娘たちにね、そのもままの格好で手コキとかしてもらってね、更に隠語攻めとかしてもらったりしてね。
そういう願望がある。
男なら誰しも。
たぶん。



ん?





まあ、『マテェーテ』ですけど、もう劇場公開終わっちゃったと思うんで、DVD出たら観てください。
グダグダ感も含めてまずまずおもしろいから。
DVDで家で観ても楽しく観れるタイプの映画だと思うから。



12チャンみたいなトレイラーだね。




俺の大好きな若手女優2ショット。
この2人にいじめられてみたいんですよ。