2011年9月28日水曜日

俺クラシックスその3!!!!!! Aboriginals"Keep It Hot/The Joint"

「人には自分だけの名曲がある。人はそれを"俺クラシックス"と呼ぶ」
チャールズ・ブロンソン


この人達も90年代後半のアンダーグラウンドヒップホップを聴いていた人なら知ってると思う。
しかし、一番紹介したい何枚かのレコードがみつからないので、今日はこれにした。


彼らがどこのグループなのかわからないが音から考えるとニューヨークだろう。


彼らは96年から2000年までの間に4枚のシングルを出した様だが(5枚とも、他アーティストとのカップリングもいれれば6枚という説もある)。


今回紹介するのはそのデビュー盤である。
まずはA面"Keep It Hot"。





いくらか大ネタ感はあるが(思い出せない。ブレンダ・ラッセルだっけ?)、聴いてて気持ちがいいトラックだね。


つづいてB面"THE JOINT"。





A面とは打って変わって暗い、もの悲しいトラックになっている。
実はこっちの方が好きかもしれない。
スネアもいい感じでなってる。


3枚目は90年代後半に大活躍したSHAUN J PERIODもプロデューサーとして迎えているが全体的にアングラ色が抜けきらず、ブレイクにはいたらなかった。
おそらくアルバムも出していないだろう。
でも、どれも俺の琴線に触れるもんだったよ。


これ見て(5人ぐらいしか見てないと思うけど)、興味がある人はレコ屋に走れ。
多分他のシングルも500円しないと思うから。
ユニオンだったらめちゃくちゃ安く手に入ると思うよ。


という訳で今回はこれで撤収。

2011年9月11日日曜日

震災から6ヶ月経って。

あの忌まわしい3月11日の震災から6ヶ月が経った。

今でもたまに余震はあるが、沿岸部を除けばほぼ元の状態に近くはなってきているようだ。
といっても、街中には閉店した店もあれば、建て直したり、補修中の建物もある。
でも、通常の生活ができてる人達にはたった半年前の事なのに過去の事の様になっている気がする。
そういう俺もそうだ。

でも、家が流されて借金してまで新たな家を借りたり、自宅の損傷が酷くて県外に避難させられた友人もいる。
避難所にいる人もまだ7000人近くいる様だ。
仮設住宅もプレハブみたいなもんなのでそこに住む人々も大変だろう。
内陸部にいる俺らの様な人間はひとまず普通の生活ができてるが、石巻や気仙沼など沿岸部に住む人々はどうだろう。
仙石線も未だ復旧のメドがたっていない様だ。

死者行方不明者は1万9800人。

とてつもない数の人々が亡くなっている。
この事を風化させてはいけないと思う。
そして復興と言えるのはまだまだ先だと思うが、元どうりの宮城県(あるいは岩手県、福島県)に戻る事を切に願うばかりだ。

I Love New York







2001年の9月10日にサンフランシスコから帰ってきた。
時差ぼけと疲れで丸1日寝て、何気なくテレビを観ていたら臨時ニュースが入った。
はじめは意味が分からなかったが、2機目がビルに突っ込んだ時、これはただ事じゃないな、テロだなと思ったのを今でも思い出す。
あれから10年経って世界情勢も随分変わったが、未だ、世界中で戦争や争いは終わらない。
もう風化しかけている気もするが、皆あの時の事とその後の事を忘れてはいけないと思う。