2011年3月26日土曜日

メディアの流す情報は信じるな!!!!!!!!

これから書く文章には賛否両論あるだろうが、とにかく書かないといけないと感じたので書く。


また、風評被害を助長するものではまったくないので、その点は組んでくれ。


『メディアの流す情報は信じるな!!!!!!!!』
と書いたが
『メディアの流す情報が全てではない。あれはほんの一部だ』
と言った方が正しいのかもしれん。






この日記は宮城県仙台市に住む人間が書いている。
という事は、読んでくれている人の中には知っている人も多いと思うが、はじめて見にきた人への自己紹介として書いておく。




で、本題。


仙台市の中心部。
名掛丁や一番町を中心とした繁華街だが、営業を始める店も多少なりとも出てき始めており、少しずつだが、活気を取り戻せてきている気がする。
宮城県各地でも(被災が酷い地域を除けば)電気がかなりの範囲で復旧している様だ(様だというのは、東北電力のWEBサイトをはじめ今現在の状況が掴める記事が見当たらないからだ)。
ガスも当初「復旧には早くても1ヶ月以上はかかる」と言われていたが仙台市に限って言えば、被害の激しかった沿岸部を除けば今月末迄にかなりの地域で復旧する見込みだそうだ。↓
仙台市ガス局:各地域のガス管修繕及び供給再開時期について
ガソリンは相変わらず入手するのが困難だが、それももう少しの辛抱だろう。
灯油は俺ん家の周辺では、量に限定はあるが、入手できる状況になっている。


しかし、宮城県全体でみるとそれは、本当に小さな出来事にしかすぎない。
復興に向っているなどという事をとても軽々しく言えるものではない。


一昨日、自分達の力で、メディアでは報道されていない地域に救援物資を届けに行った方々の話を聞く事ができたので、その内容をちょっとだけ記しておく。


彼らは、WEBサイト上で物資の提供を求め、ガソリンも知人達の協力と自力で手に入れ、自分達の足で、救援物資を届けに行ったのだ。
勿論、当然の事ながら全て無償、見返りを求めない行為である。


現在、各地の避難所の様子などが、テレビをはじめとしたメディアで流されている。
皆、その惨状を見て、酷い状況だなと思うだろう。
しかし、彼らの話では、報道されている地域はそんな中でもまだましな方で(勿論、家屋の倒壊や自動車などの散乱ぶり等本当に酷いし、その周辺に住んでいる人々の精神的ダメージはとてつもないものだろう。町の復興もいつの事になるのやら今の状況ではまったく考える事もできんだろうし、その術すら思いつかないと推測される。また行方不明者の数が膨大だ)、報道陣、自衛隊が入っていない地域は更に酷い状況だと言う。


ツイッターからここにきた方には重複した話にはなるが、彼らの中の1人がこうつぶやいたのが印象に残った。


「地獄にも"天国"と"地獄"がある。その"地獄"は行政からもメディアからも無視されている」


街の荒れ様はやはり凄まじいが、テレビで報道されている様な避難所は少なくても食料や水、暖はとれる(それも十分なものではない可能性は高いし、それを皆に行き渡る様に動ける人手が足りないという)。


しかし、もっと悲惨なのは、避難所にも行けず、マンションや一軒家に残った(取り残された)人々だという。
現在のところ、自衛隊等の救援物資はそういうところに迄は、行き渡っていないという。
そういう地域の人々は、インフラはどれも復旧していない状態で、尚かつ、わずかな食料や飲料水で食いつないでいる状況との事だ。
物資を届けた時も、持っていった物資が足りるだろうか?と思う程、マンションから、たくさんの人々が出てきたという。


そして、そういった地域で老人ホーム等に入居しているお年寄り達は老人ホームから退去する様に求められているようだ(ホーム側もインフラや救援物資等の不足で運営が困難だという事だろう)。
しかし、同じくインフラが復旧していない実家に帰ったところでどうなるというのか?


こういうところにも、避難所と同じ様にカメラが入っていって、惨状を訴えるべきではないのかと思うのだが。


また、町の惨状に関してはテレビで放送されている部分もあるが、そんなものはまだましな方だという。
死体が入ったままの車が水の中に何十台も沈む、もしくは沈みかけていたり、その岸辺には、家や建築物が流れ着いている為、これをどうやって岸に上げるのか?これを果たして岸に上げる事事態可能なのか?という状況であるという。


そして、恐ろしいのは、その状況を、我々宮城県民ですら知らないという事だ。


しかし、メディアは相変わらずである。
ガソリン満タンの車で被災地迄行き、弁当を食って、夕方には中心部のテレビ局に帰ってくるという状態だろう(俺の個人的な推測ね)。


そして、特に酷い局になると被災地、被災者の於かれた状況をお涙頂戴話にしたり、美談みたいのばかり流している。


↓その中でも最悪な例のひとつがこれ。
フジテレビ(クソ)



俺は、直接見ていないからなんとも言えん。
ただ、俺の友人が偶然にも見ていたそうだが、とにかく酷かったと、怒っていた。


俺もほとんどテレビを見ていないので、今現在、少しでも改善されている可能性もあるが。
いや、無いかもな.....。
※テレビを見ないというのは、電気が復旧して、ケーブルテレビ(うちは地上波もケーブルテレビで見ている)が復旧した時にはじめてまともにテレビを見たのだが、その時見た報道の仕方にひじょうに疑問といらだちを感じたからだ。


某芸能人が発言した様に被災者が欲しいのは、安否情報や、避難所、給水所等の情報な訳だ。
しかし、その時、テレビで流れていたのは、津波で流される家や、爆心地の様に何も無くなった町を前に途方にくれる人々の映像だった。
それを延々と垂れ流す。
そりゃあ、そっちの方が視聴率とれるだろうよ。
でも、その時はどの局もスポンサーが無かった筈だから視聴率なんてどうでもよかった筈だ。
「こういう事態に於いてもこの姿勢かよ」と思ったのが正直なところだ。



また、東京のテレビ局主導で番組を放送していた事にもひじょうに疑問が残った。
東京のテレビ局ではなくて、地元のテレビ局が主導権をもって放送するべきではなかったのか?
何故、そうしなかったのか?
そのほうが、県民にとって有益な情報が数多く得られたのではないか?
地元テレビ局も機材などに打撃を受け、放送をできる状況ではなかったというのであればわかるが(まあ、それはまず無いな)。
そして、福島の原発がヤバい事態になると一挙にそちらのニュースに各局共シフトした。
電力供給源の不足という懸念、また放射能の問題が出れば自分達に危険が及ぶ可能性が出てくるからねえ。
まあ、勝手なもんだよな。
因みに宮城県は福島県の隣です。
はい。


現在おそらく全国的にはテレビのプログラムも通常の番組に戻っているだろう。
宮城県の局は通常の番組を放送していつつ、震災関係の特別番組も放送している様だ。
それでも、放送中は何ていうの?
画面の端っこが、逆L字型になってるやつ。
それで、給水所情報や、医療機関、交通機関の運行状況などのテロップを流している。
しかし、
「自分の欲しい情報がいつ出るのか?」
「欲しい情報自体が出るのか?」
などと考えながらテレビをずっと見ているのもなかなか大変な作業だろう。


ネット環境があればそっちで調べた方が全然早いだろう。
しかし、パソコンを持っていない家庭や、お年寄りにとってはやはり、テレビとラジオ、新聞だけが情報源な訳で、その中でもリアルタイムなものと言えばテレビとラジオという事になる。
だから、テレビは正確な情報を流さなくてはいけないし、お涙頂戴ドキュメントよりも、有益な情報をできるだけたくさん流さなくては意味が無いと思っている。


で、少し話はそれるが。


友人TOSHI氏が昔勤めていた東京の商社の社長に直訴して、飲料水や食料を(飲料水はかなりの数)調達してきてくれたのだが、一昨日、それを配ろうと各施設をまわっていた。
ところが、どこの施設も受け取ろうとしないのである。
市など行政が絡んでいるところでは、何かルールの様なものがある様で、どこに行っても受けとってくれないのだ(行政のあり方にはひじょうに疑問を感じたので今後その事に関しても書くかもしれない)。
俺たちも勉強不足なところもあったかもしれない。
いや、あっただろう。


宮城県のWEBサイトにも、仙台市のWEBサイトにも救援物資の受け入れに関する記述がある事は確かだ。
しかし、せっかく入手した大量の飲料水などがこのままでは無駄になる。
そこで、思い出したのが、冒頭で書いた方々の事だ。
しかし、前日に彼らのWEBサイトを見た時には
「一旦支援物資の募集は締め切らせていただきます」
とあったので、どうしたものかと考えていた時に、偶然にも友人Yからその事に関するメールがきた。
その為、夕方Yに会い、状況を説明した。
そこで、Y経由で彼らの代表者の方と話をし、物資を受け取ってくれ、現地に運んでくれるという手配がとれ、車に積んでいた物資を持っていく事ができた。


ひじょうにありがたい事である。
そして、今、生きる事すら厳しい状況下にある人々にできるだけ多くの物資が行き渡る様に祈るしかない。


メディアの話だったな。


県外に住む人も、この日記を読んだら、少しは理解してほしい。
例えば東京等で、今回の震災に関するニュースが今現在どの程度報道されているかわからない。
しかし、メディアで報道されている部分はあくまでも、ほんの一部の情報であるという事を。
実際には、もっと酷いぞという事を。


宮城県は今、本当に大変なんだ(勿論、岩手県も。福島県は震災の被害は比較的少なかったが、今、説明するまでもなく別の形で酷い状況に陥っている)。
テレビが報道している悲惨きわまりない状況は勿論の事だが、報道されていない地域にも地獄の様な状況がたくさんある。
地震から2週間以上が経った。
比較的被害の少なかった俺の家でも水道が復旧したのは一昨日の午後だが、全然恵まれている方だ。
しかし、避難民が出ている地域や、報道すらされていない地域はそれどころの話ではない。
まさに陸の孤島の様な地域がたくさんある。


言っとくが、別にここで煽っている訳ではない。


今必要なものはたくさんある。
大企業はいろいろ貢献できる事はあると思うし、利益を上げているならその義務もあると思う。
実際に震災翌日から営業していた大手デパートもある。
毎日決まった時間に無料で炊き出しをしている寿司やのチェーン店も見た。
そして、大企業に限らず、炊き出しや飲料水をわける、携帯の充電や暖をとる為に場所を開放するなどと行った行為を積極的に行った企業や、店もあった。


個人で、何か貢献したいという方がいたら、それは、義援金の募金でも構わない。
それだけでも十分な貢献だと思う。
10円だって100円だっていいんだ。
義援金に関しては、様々な企業、団体が募金を呼びかけている。
日本赤十字社が信用できないなら、自分が信用が於けると思う団体に募金すればいい。
ただ、詐欺にだけは注意してくれ。
実際、日本赤十字社のサイトでも、赤十字社の名をかたった詐欺が出回っている為、注意を呼びかけている。


昨日は久々に、鬱状態に近い状態にあったので、夕方くらいから睡眠薬を多めに飲んで寝ていた。
今、明るくなってきて外を見ると雪がどっさり積もっている。
昨日の夕方以降に雪が大量に降ったという事だろう。
暖をとれない場所にいる人々はとても辛い状況だろう。
何ともやりきれん。










-警察庁による3月25日午後11時付けの発表-
・12都道県警が検視などで確認した死者数:1万102人(その内、宮城県が6097 人)。
家族らから届け出があった行方不明者(あくまでも家族から警視庁に届け出があった不明者という事なので、当然の事ながら、実際にはそれ以上の行方不明者が存在するという事になる):1万7053人。
・死者と行方不明者の合計:2万7155人。
・25日午前10時現在で検視が終了した遺体:約9890人(このうち身元が確認されたのは約6890人)。
※もう一度書くが、これは警察庁による3月25日(金曜日)午後11時付けの発表です。


また、仙台市サイト内の3月24日13時更新の記事にて
「仙台市内には1万人以上の避難者等がおり、毎日3万食以上の食糧が必要なため、被災者の食糧が非常にふそくしております」
とある。
その一方で
「個人からの物資の提供につきましては、混乱を避けるため、お断りさせていただいております」
ともある。
なかなか難しいところだ。
ただ、「自治体や社会福祉協議会等でも物資支援を行っている場合もございますので.....」という記載もある。↓
仙台市WEBサイト:企業・団体からの支援物資の受け入れについて

2011年3月18日金曜日

しばらくはこのブログは地震関連の事を書く場として使おうと思う。

いつも、このブログを読んでいただいている方の中には、俺のキ@ガイじみた発言や、ガセネタの数々を楽しみにしている人、不快に思っている人等様々だと思う。

しかしながら、この度、説明するまでもなく俺が住む宮城県やその他地域が、最悪の酷い状況になっているので、しばらくは、地震関連の情報や、俺の見た状況、友人からいただいた各地の情報等をこのブログ上で掲載していこうと思う。

尚、ツイッター上でも、よりコンパクト情報、内容をツイート、リツイートしているので、ツイッターをやっていない人もなるべくはじめて、フォローしてくれ(別に自分がツイートしなくてもいいからとりあえずはじめてくれ)。
そして、有益かつ正確だと思われる情報はどんどんリツイートしてくれ。
なぜなら、インフラ(特に電気)がまったく復旧していない地域では、携帯で見れるツイッターでの情報が唯一の情報源になる可能性があるからだ(勿論、電気が復旧していなければ、バッテリー切れの可能性は高いし、電波も通っていない可能性はあるがそれはまた別問題だ)。

そして、俺の見たところ、ツイッターをはじめとしたWEBサイトの方が、テレビをはじめとしたメディアよりたくさんの情報を流していると思われる。
勿論、ガセもかなりあるが、新聞でさえ、一部誤った情報を流しているという現状があるし、視聴率を気にしているのかどうかは知らんが(スポンサーが無いのに関わらず)テレビに関しては、正直ほとんど役にたたん。
はじめの2、3日に関していえば、どの局も、ほとんどが被災地の家が津波で流される映像や町が全壊して何も無くなった映像等を何度も映して、肝心の被災者が必要としている安否情報や避難先情報、その他重要な情報などはおざなりだったと記憶している。
そして、被災地のテレビ局主導ではなく、東京のテレビ局主導で番組を放送していた事にひじょうに疑問が残る。
テレビ局に関しては怒りがたまっているが後日、少し落ち着いてから書こうと思う。
そして、落ち着いたら、東京の各テレビ局にダイナマイトを送るつもりなんで、TBS、フジ、日テレ、テレ朝は楽しみにしていてくれ。

個人的な見解だが、昨日ぐらいからやっとテレビも必要な情報を少しづつ流し始めている様だが、まだまだ、全然情報が足りん。

話を戻そう。
WEBサイト、ツイッターに関して注意点がある。
ガセネタはもちろんの事、状況は日々変化しているので(昨日やっていた給水所が今日はやっていないとか、医療機関に関しても同様の事があり得るため)その点は各自の判断で注意してやってくれ。
なんでもかんでもリツイートしてもダメだ。
できるだけ正確だと思われるものだけをリツイートする様に。


俺のツイッターのアカウントは

E_X_T

だ。

よろしく頼む。

そして、被災地の人間は、自分より酷い状況下にある人達をサポートしたり、自分のできる範囲の事で助け合っていこう。
被災地以外の人達も何か協力できる事があったら頼む。
ネット上で、有益な情報を流す事だけでもこちらとしては助かるからな。


この文章に関してきれいごとだと思う奴もいるだろうし、おまえはのんきにネットなんかやってていい気なもんだなという意見もあるだろう。
構わんよ。

怒りすぎてるんなら、コメント欄に罵詈雑言書いてもらっても構わんよ。
しかし、あらしや興味本位のバカに関しては無視か、20倍ぐらいの罵詈雑言で返すんでよろしく。

2011年3月9日水曜日

マジな話。音楽っていうのは簡単に国境を越えるもんだよな!!!!!

いい音楽、サウンドっていうのは言語が違おうが、世界中どこへ行っても通用すると言う事だなというのを実感させられる曲達。



これは12インチは出てたらしいが、さっきヤフオクで調べたら出品は無かった。
そのうちゲットしてやるぜ。



まあ、同じネタだけどさ。
この人達の場合はもっとダイレクトに使ってる。

でも、この"YNG"というアーティストの事もフィーチャーされてる"QUEST"というアーティストの事も知らない。
いろいろ調べてみたが、どうも、レコードやCD等の音源はリリースしていないものと思われる。
※情報知ってる人いたら教えて下さい(いきなりメジャーな人だったら恥ずいな......)。

"SOUNDCLOUD"には何曲かアップされている。
他の曲もサンプル主体の曲で悪くはないね。
うん。
俺の好きなタイプの"HIPHOP"という音楽。
俺の好きなタイプのね。
基本、サンプルで作られたトラックの。

ちなみにこの"MIAMI"。
プロデューサーは"TenDJis"っていう人らしいがセンスいいと思うよ。
レコードがリリースされているのなら、なんとしてもゲットしたいところだ。

しかし、
「窓の外は闇」
「MADONOSOTO "MAIAMI"」
に聴こえるという事なんだろうね。

達郎さんのレコードはアメリカではいくらぐらいの値がついているのか?
と思い"eBay"で調べてみた。

上記の曲の元ネタが入っているアルバムの出品は無かったが(CDでの出品はあったぞ。ちなみにそのアルバムのアナログ盤は何故か達郎さんの他のアルバムに比べて、ヤフオクでもなかなかの高値で取引されている事が多い。何故かはわからんが微妙に高い。そのアルバム、つうかこの元ネタが何か?っていうのはちょっとググればすぐわかるんで敢えて書かねーけどさ。つうか、たぶんググるまでもなく知ってる人多いと思うけど)、"CIRCUS TOWN"とか"RIDE ON TIME"、"FOR YOU"とか結構な数、出品されてた。
いずれも、だいたい10ドル前後。
高くても20ドル以下。
稀に40ドル以上のやつもあるけど、出品者がつけてる値段だからね。
まあ、全体的に安いみたいだ。
送料とか考えなければ、日本のへたなレコ屋よりちょっとばかり安いかもな。

で、この文章を書いてる間、"SOUNDCLOUD"で"YNG"の曲を聴いてるんだけど、なかなかにいい。
クオリティ高いよ。
どういうアーティストなのか?
ほんとうに実際、音源をリリースしていないただのインディーアーティストなのか?
謎。
※もう一度書くけど情報知っている人いたら教えてください。


SOUNDCLOUDの"YNG"のページはここをクリック

2011年3月8日火曜日

クソだね。マジで!!!

ツイッターからここにたどり着いた人は少しばかり、何の事を言っているのか分かると思う。
いや、よくわからんかもしれない。

まあ。あれだ。
名前はふせるけど某大手ビデオレンタルチェーンのT◯U◯A◯Aの事だよ。

ツイッターから来た人でない人。
いきなり、このブログ読んでる人の為に簡単に最初から書こうと思う。

まあ、あれだよ。
所謂◯S◯T◯Y◯でさ。
『キックアス』が先行で貸し出されるという事でまあ、3週間ばかり前に劇場に観に行ったばかりだが、あらためてヒットガールの活躍を観て萌えてーなと思って、まず仙台駅前のTS◯TA◯◯に行った。
そしたら、見事に全部貸し出し中だったね。



近くに店員のおねーちゃんがいたんで「"キックアスホール"戻ってきてませんか?」って聞いたら「アナルですね。見てきます」って丁寧な対応で確認しに行ってくれた。
結局「無い」との事だったが「私のアナルでよかったら見てください」と言ってきた。
でも、それは酷だなと思ったんで、「いえいえ大丈夫ですよ」と言ってお断りした。
バイトらしきお姉さんにそこ迄させるのはあんまりだからね。
大人のやさしさとでもいうのかな。
大人の配慮だよ。

で、深夜1時過ぎかな。
八幡のT◯UT◯◯Aに行ったら閉まってた。
早えーよ。閉まんの。

で、吉成のT◯UT◯YAが2時迄だから、「どうせねーんだろ」と思いながら行ったら、結構な数あった。
で、あそこは旧作が100円なんでついでに2、3本借りようと思って暫く店内を散策して何本かゲットしながらレジに言った。

「会員証作ってください」
って言って、しばらく待っていたら、
「お客様、前に◯SUTA◯Aでカード作った事有りますよね」
って言ってきたんで
「はい。だいぶ前に」
と言ったら、なんだかよくわからん説明をしてきたんで、よおわからんなと思いながら、聞き直したりするんだけど、どうにも言ってる意味がいまいちよく分からない。
なんか315円がどうのとか言ってるがよおわからん。
多分、更新の時期でその更新料の事言ってるんだろうと思って
「それでいいです」
って言った。

そしたら
「210円になります」
ってなった。
心の中で
「え、315円じゃなかったっけ?」
と不審に思いながらもこれで、更新料は払ったという事だなと思って待っていた。
で、DVDの方をレジ打ちしてるんで
新作1本(1泊2日=300円)と旧作3本(3本=300円)を借りたわけだから600円だなと思ってたら、
なんと900円を越えてるじゃねーかよ。おい。

「え.....、どういう事?さっき払った金なんだったの?」
と聞くと
「再発行手数料です」
という。
しばらく沈黙した後、
「なんだかよくわかんないんだけど、なんなのそれ?」
よく聞くと、カードを紛失した時の再発行手数料が210円、その他の金額が900円以上になってしまったのは更新手数料315円(だったと思う)が入ってるからとの事だった。

ちょっと待てや!!!
俺は、カードは持ってるぞ。
「じゃあ、カードは持ってるから、今の再発行取り消して、今迄のカードの更新だけにしてもらえますか」
って言うよな。
普通。
したらよ、
「手続きしてしまったのでそれはできません」
っつうわけよ。

はあ?
なあーんだ、それ!!!

まあ、100歩ゆずって店のシステム上それは無理だとしよう。

しかしな。
おまえ、マニュアルどおりやってんだろうけど、俺にはおめえの意図がまったく伝わんなかったぞ。

要するにだな、

「お客様、以前に作ったカードを紛失されてしまって持っていないという事ですと、更新料315円の他に、カードを再発行する為の手数料として別途210円かかってしまいますがよろしいですか?」

っていう聞き方をされていれば俺にも簡単に理解できたわけだよ。
なあ。
わかる?

そういう簡単な話なわけよ。
わかる?

てめえらの訳わかんねーマニュアルどおりの長ったらしい、覇気の無いただ低姿勢なだけの説明を聞くよりよ、今俺が上に書いた様な短くて簡潔な説明をしてくれてれば、俺みてーなキ@ガイにも簡単に理解できたわけよ。
で、当然、俺は過去に作ったカードを出して、更新料とレンタル料だけ払ってればよかったっつう話よ。
昼間にレコード売って作ったなけなしの金を上回る金額を失わなくてよかった訳よ。
もう一回聞くけどよ。
わかる?

で、おめーら俺が帰ったあと、「あの客うぜー」とか言ってんだろうがよ。
レジ強めに叩きながら、微妙に自己アピールしてたよな。
おめえ、それ、接客じゃねーぞ。こらっ!!!ぼけっ!!!
客に伝わんなきゃ接客って言えねーんだよ。
わかる?

まあ、おめーらバイトに文句を言ったところでどうにもならねえけどな。

しかし、まあ、◯SUTAYAをはじめ、ビデオレンタルの店員の質は年々確実に落ちっていってると思うよ。
まじで。
チェーン店である事の弊害だと思うがな。
でかくなればでかくなる程、質が落ちるっていう。

マニュアルどうりの訳わかんねー接客の他にもいろいろあるわけよ。
問題が。
例えばさ、探してる映画があってそのタイトル言っても、タイトルさえも知らない店員が多すぎるとかさ。
そういう映画の存在すら知らないというさ。
別にマイナーな映画とかじゃなくてもだぜ。

「"アップル"置いてますか?」
とか
「"ナイト・オブ・ザ・コメット"ありますか?」
とかそういう話じゃねーんだよ。

下手すると
「"死亡遊戯"ありますか?」
とか
「"カッコーの巣の上で"置いてますか?」
が、わからない、そんな映画なんか聞いた事もねーって感じで、レジまで行って待たされるわけだ。

それが普通になってる。

昔な。
俺がビデオレンタルの店員やってる時はな、店員の奴らはみんなちゃんと覚えてたよ。
客の質問に関して、7割か8割方即答できた。
そのビデオが店に置いてあるかを把握していなかったとしても、なんの作品の事を言ってるのかはちゃんとわかって仕事してたぞ。
「あのぉ、タイトルわからないんですけどロバート・デュバルとカレン・ブラックが出てるやつで.....」
という曖昧な質問にたいしても
「"組織"ですね」
ってちゃんと答えてた。
だから、客を恐ろしく待たせる事もなかった。
言っとくが、俺は、アダルトビデオもちゃんと把握してたからな。
「"玉乱状態"どこにありますか?」
って聞かれたら
「これですね」
ってなんのまよいもなく案内してた。

安給料のバイトだったが、仕事はちゃんとやってた。
遅刻の常習でクビになったがな。
でもな。
遅刻なんてどうでもいいんだよ!!!
要はどれだけ密度の濃い仕事をするかなんだよ。
わかる?
昔はよかったよっていう話じゃねーぞ。
言っとくが。


だから、例え安給料で働いてるとしても、おめーらはTSU◯AYAの看板背負ってる様なもんなんだから勉強して映画のタイトルぐれえ覚えてよ、客にちゃんと伝わるわかりやすい説明や案内をする様にこころがけねえとだめなんだよ。
わかってんの?

あと、もうひとつどうしても言いたい事がある。
TSUTAY◯をはじめ、あらゆるビデオレンタルチェーン店に言いてーんだけど、
『戦争の腹わた』

『ガルシアの首』

『ひとりぼっちの青春』

『ナタリーの朝』

『残酷ドラゴン 血斗龍門の宿』

『チャンピオン鷹』
も置いてないビデオレンタルを
俺は"ビデオレンタル"とは呼びたくない。

そういうのをちゃんといつでも借りれるところじゃないとダメだと思うんだよね。
わけわかんねーZ級クソゾンビ映画とか、バッタもん"エアポート"シリーズとか、バッタもん"ジョーズ"シリーズ、ヒット映画に便乗したちょっとだけタイトル変えただけの、ダマされたと思って借りたらほんとにダマされる感じのクソバッタもん映画(例えば"トランスフォー◯ー"とか "スタートレッ◯"とかそういう一文字だけ違う様なやつとか)とかそういうのはどうでもいいからさ(ゾンビ大好きな俺が言うんだから間違いないわけよ)。
わかる?

俺も、ダマされて『テキサス・チェーンキラー・ビギニング』とか借りた事あるけどさ。
「早く終われ」、「早く終われ」って思いながら、ちゃんと最後まで観たからね。
まあ、C・トーマス・ハウエル、汚ねーメイクしてホワイトトラッシーな役をがんばって演じてたよ。
デニス・ホッパー(R.I.P.)とマイケル・マドセンも3分ぐらいずつ出てきたけどな。
わかってんの?


※悪質だと思う。このジャケ。ボーっとしてるとほんと本家と間違うわ。それが俺。でもこんなもんにひっかかってダマされてる当時の俺は精神状態が今より数段クレイジーファック度UPだったって事だな。だって、普通だったらこんなもんにひっかかるわけねーもん。


残念ながら、借りたい作品や一度も観た事がないが観ておかなければいけない映画がほぼ揃ってる、ガッツリと大量に揃っててこれがビデオレンタルってやつだよねっていう店は俺が行った事があるチェーン店系の店では、渋谷と三件茶屋の◯SUTAYAだけだな。
しいて言えば、新宿店も上記2店よりは落ちるが、まあいいだろう。
それぐれーだな。



それにしても、まあ、よくもここ迄クドクドと悪口書けるなと自分でも思うよ。
こんなもんに1時間半ぐらい費やしてるひまあったら、他になんかする事あると思うけどさ。
もっと有意義な時間にできるはずだよな。

まあ、とにかく、一応俺なりに気を使って名前は伏せ字にしたんで、俺がどこに対して苦言を呈しているのか、ましてや某ビデオレンタルチェーンTSUTAY@の事を言っているなんて事は、たぶん読んでる人にはまったくわからないというか想像もつかないと思うが、とにかくあれだ。
接客業やってる人、特にビデオレンタルで働いている人はちょっとでも参考にしてもらえばと思う。
一顧客の意見として。
まあ、誰も参考にしない事は分かって書いているがな。

で、次回は最近の映画館に対する一映画ファンとしての俺なりのアンチテーゼに関して書こうと思う。
読みたい奴は読んでくれ。
興味がない奴は読まなくていいよ。

あと、『キックアス』に関してはそのうち書くからさ。
本来『キックアス』に関して書く予定だった。
クロエ・グレース・モレッツたん演じる"ヒット・ガール"がどんだけカッコいいのかと言う事に関して書きたかったんだよね。ほんとは。

おいおい。もう朝の4時半過ぎじゃねーかよ。
バカか。俺は。



2011年3月4日金曜日

"BANISH ARMS" 2011/2/16@BIRD LAND

で、"EXTREME NOISE TERROR"と共演も果たし、当然、影響も受けているであろうバンド、"BANISH ARMS"の仙台バードランドでの2011年2月26日のライブの模様がYOUTUBEにアップされていたので貼付けときます。





しかし、この臨場感のあるカメラの撮り方。
すごいなあ。
一体、誰が撮ったんでしょうかねえ。

PHIL VANE R.I.P.

最近、ちょっと忙しかったのとテンションが低くなっていたのとで、ブログの更新をサボっていたが、これだけは書いておきたいという事があって、今更だが書こうと思う。

"EXTREAM NOISE TERROR"のヴォーカル、PHILが2月17日に亡くなった。
享年46。

PHILの死に関するCD Journal.comの記事


死因はあきらかになっていない様だが、若すぎる死だよな。

正直なところ、ここ20年程は、リアルタイムなハードコアを聴いていなかったので、現在の"E.N.T."がどのようなサウンドになっているのかは知らない。

しかし、10代の頃に最も好きなバンドのひとつであった事は確かだし、俺の価値観や物の見方に少なからずも影響を与えたバンドのひとつでもあった。
"DISCHARGE"を発展させた様な重くて速いサウンドも、高低ツインヴォーカルも新鮮だった。

そして、俺が初めて生で観た海外のハードコアバンドだった。


今でこそ、世界中のハードコアバンドが来日してツアーをするというのは普通の事の様になったが、当時、海外のハードコアバンドが来日するというのはまずほとんど無かった。
ハードコアという音楽自体も、今の様に市民権を得ておらず(この表現には異議がある方もいるかと思いますが)あくまでもアンダーグラウンドな音楽だった(今でもほとんどのバンドはアンダーグラウンドだろうけどね)。

おそらく、"E.N.T."以前に来日を果たしていたバンドは、俺の記憶が正しければ"CHAOS UK"と"NAPALM DEATH"ぐらいだったんではないか(もしかしたら"DISCHARGE"や"DISORDER"も来日していたかもしれないし、"NAPALM DEATH"は"E.N.T."より後だったかもしれないが......)と思う。

そして、そんな状況の中でなんと、東京だけではなく仙台にもツアーに来るという事で(当時としてはこれはほんとに奇跡みたいな話で)、当時多分まだ10代だった俺は、もう嬉しすぎてライブの日まで待ちどうしくてしょうがなかったよ。
興奮してた。
毎日。
※この来仙が実現したのは当時仙台にもあった某D.E.というショップのおかげなんだけどね。

対バンは、東京から"GAUZE"と"RIP CREAM"、地元から"BANISH ARMS"と"FAT SLAVE"という今考えても豪華すぎる布陣だった。
この時のライブを観た人で「"E.N.T."より"GAUZE"や"RIP CREAM"の方がよかった」という人達もいるが、俺的には"E.N.T."も日本のバンドも同じようにカッコよかったと思ってる。

PHILとDEANの高低使い分けたツインヴォーカルもカッコよかった。

これも、俺の記憶が正しければだけど、たしか、PHILは腕に日本語で『自由と平和』って彫っていた。

あの頃は、毎日ハードコア漬けで、ハードコア以外の音楽はほぼ聴いてなかったな。
70's PUNKですら聴いていなかった。
そして、当時はネットも無いし、情報源といえばせいぜい『DOLL』に数ページ程載ってる記事(マクシマム・ロックンロール誌も一部のレコ屋では扱ってはいたが、英語がまったく読めん)。
ハードコアのレコードを置いている店も少なかったし、今の様に何でも視聴できる様な状態でもなかったんで、レーベル買いや、レコードの裏面を隅々迄見て勘で買ってみたり、ジャケ買いして失敗してみたり。

で、そんな中で最も好きなバンドのひとつである"E.N.T."を全盛期に生で観られた事はほんとうに良かったと思う。

その後しばらくして、俺はハードコアやその影響下にある様な音楽はまったく聴かなくなってしまった。
これにはいろいろ理由があるが、サウンドのマンネリ化、自分にとってまったく興味の無いサウンドが台頭してきた事、そしてなによりも決定的だったのは、ハードコアというかパンク的なアティテュードに対する俺の幻想が崩れたというのがある。完全に崩れさった。実情は俺が抱いていた理想とはかけ離れていたと感じてしまったんだな。当時は。まあ、いろいろあって(まあ、今更どうでもいい話ではあるが)。

で、10年以上ハードコアを聴かなかった時期があったんだけど、30代半ばぐらいからかな。
「やっぱハードコアかっこいいな」ってなって、さすがに(俺の中で)失われた10年程のバンドを掘っていくという事はしなかったし、リアルタイムのバンドを聴いていくという事もしなかったけど、80年代のバンドをあらためて聴いて(200枚程は売らずにとっておいたからね)ヤべーとか思ったり、昔二束三文で売ってしまったレコードを中古で買い直したりしはじめた。
昔、欲しかったけど持ってなかったレコードとかも買ってみたりしてね。

10代の頃にハマってたバンドや、サウンド、それこそクラストからノイズコアみたいのやアナーコパンク、S×E、DC系やグラインドなどどれも好きだけど、その中でも何が一番好きなのかってなるとやっぱイギリスの音楽、特にクラストなんですねえ。

やっぱり、"DISCHARE"の"WHY"が原点だったから(もしかしたら、その前に日本のバンドを聴いていた可能性もあるが......)。
初めてハードコアを聴いた時の衝撃たるやもうものすごいもんだった。
それ迄聴いてきた音楽とはまったくもって異質のものだったから。
「これだ!!!」って思ったね。

で、そんな事も思い出しながら最近も、自分でハードコアのコンピCD『俺の青春』シリーズを作ってみたり、ライブにも行き始めたりしてたのだが、PHILが亡くなったという悲しいニュース流れてきた。

PHIL。
俺は、あんたのやってた音楽を忘れないし、これからも聴き続けるよ。
安らかに眠ってください。
そして、天国でも楽しく騒いでくれ。


名盤だったね。


"FILTH KICK"とのSPRIT。
これも名盤だったね。
"GUY"のカヴァーをやってる。