もう先週の事ですっかりタイミングをハズしているが、書きはじめていたので書く。
先週、生まれて初めてサッカー観戦というものに行ってみた。
正直、サッカーにはなんの興味もない。
サポーターの独特のノリというのも苦手だ。
しかし、チケットが当たったというので、渋々行く事にした。
俺の知ってるサッカーの知識といえば、ボールを相手側のゴールに入れればいい事。
ボールを手でさわってはいけないという事ぐらいだ。
果たして、前半45分、後半45分、正味90分を俺は黙って観ている事ができるのだろうか?
不安はつのるばかりである。
重要なところを忘れていた。
その日の試合は『ベガルタ仙台』対『ガンバ大阪』@ユアテックスタジアムである。
ベガルタは現在のところ無敗との事だ(引き分けは結構あるみたいです)。
その日は見事な晴天であった。
平日なので満席ではなかったがそこそこお客さんも入っていた様だ。
試合開始。
しばらくは両チームさほど大きな動きは無かったが、ベガルタには前半に3回程チャンスがあった。
しかし、それを物にできなかった。
この状況を、例えて言うなら、俺が函館に独り旅に行った時、箱館山のロープウェイで上りの時に、2人の俺好みの女の子に声をかけられなかった事。
そして、下りの時偶然にも一緒に、しかも今回は係員さんを除くと俺とその女の子達2人だけしか乗っていないという好条件でありながらやはり声をかけられなかった事。
そして、極めつけは、翌日、函館駅近くのデパートで時間をつぶそうと思ってその入口に向っていた時、偶然にも昨夜の女の子2人が横断歩道を渡ってきて入口ではち合わせした(これは完全に愛の女神の俺に対する助け舟であったであろう)にも関わらず、やはり声をかけられなかった事。
この情けなさ満点の一連の事件。
これを『函館の悲劇』という(ウイキペディア参照)。
そう、この『函館の悲劇』にも似た状況が、先日の前半戦のベガルタにはあったという事だ。
ん...........。
違いますか?
前半は両チーム無得点のまま終わった。
前半の最中、不明な点があった。
俺には何もしていない様に思えるのに、何故か、審判が旗をあげて試合が中断する。
親父に聞くと『オフサイド』というルールだそうだ。
オフサイド/ウィキペディア参照
後半開始。
しばらく動きは無かったが、ベガルタが1点先取。
このままいってくれよと思う。
しかし、もうしばらくすると今度はガンバが1点入れる。
先が分からなくなってきた。
しかし後半残り5分程で更にベガルタが1点入れる。
高鳴る歓声。
今度こそこのまま逃げきってくれよと思う。
そして、無事逃げきり、2対1でベガルタが勝利したのであった。
会場は歓声の渦にわいた。
ここで、ふと気付く。
俺は何なんだ。
まったくサッカーに興味が無いのに最後まで観れて、しかも、最後にはベガルタの応援にまわっているではないか。
これが、生でスポーツを観戦するという楽しさなんですかね。
考えてみれば、野球もそうだった。
俺は、野球にもまったく興味が無い。
しかし、東京に大のヤクルト好きのDr.P氏という友人がいる。
東京時代、彼と俺は同じ職場にいて、俺は何度も断っていたが、彼の熱意に押され、遂に興味の無い野球を観に行く事になった。
行く前は憂鬱だった。
しかし、試合が始まると
「なんか思ってたよりおもしれえな」
という気持ちになった。
テレビ中継の様にテレビにかじりついている事も無く、俺たちは適当にコーラなど飲みながらだべったりしていた。
そして、"カキーン"って選手が打ったらマジで観るみたいな、ちょっと適当感漂うところが良かった。
こういうのも生で観る時のひとつの楽しみ方かなと思った。
あの時は5時間を越える長丁場だったがまったくダレル事がなかった。
しかし、元々、男2人に女子1人で観に行くつもりだったのが、変な女が1人ついてきたのがいらつくところではあったが。
話をサッカーに戻す。
なんか、楽天もそうなんだけど、地元にスポーツチームがあるとなんか地元だって事だけで感情移入してしまいますね。
選手達に拍手と歓声。
まあ、だからといってサッカーに興味が出たかというと、前と変わりなく興味が無いのだが、でも、まあ、スポーツを生で観るおもしろさを体感できた一日であった。
そして、今後のベガルタの成績は、楽天と共に気になる事だろう。
っていう、普通の日記でいいですか?
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