2011年1月24日月曜日

重大な発表。

自分でもこのブログに関しては、いつもおふざけが過ぎると思うが、ちょっと今回の日記に関してはマジな話なんでちょっとまじめに読んでほしい。



ツイッターかなんかでツイートしたのかな。
よく覚えてないが、まあ、ごく一部の方々から、「重大発表はいつあるんですか?」って
聞かれてた訳。
今年に入ってからさ。

で、まあ、この事に関しては親しい友人にも今まで一度たりとも話した事ないし、自分でもこの過去だけは封印しようと思ってた。
正直な話。
でも、このブログを見てる人達に対して。
...ウソを突き通すのも良くないなと思って、この話を書こうという経緯に至った。
かなりの葛藤があった事は確かだし、今も書いていいものか迷ってはいる。
でも、いつまでも隠しとおす訳にもいかない訳だし.....。











































うーん。











































なんっつうのかな。













































何から話していいかちょっと整理がつかないんでちょっと時間をかけて書かさせてほしい。








































実は俺ね。


うーん。
落ち着いて書けないな。
さすがにこの話をするとなると。
今、心臓がね。
ドキドキしてる。

















































まあ、とにかく話すわ。
ちょっと今気が落ち着いてきたから。









































実は、俺。



1人娘がいてね。

で、何故今いないのかというと。

まあ、前のかみさんといろいろあってね。
お互い若かったからさ。

いわゆる離婚という形に至った訳なんだけど。
その時に娘の親権に関する話で揉めに揉めてね。
俺はどうしても娘だけは譲りたくなかった。
自分が育てたかった。
でも、それはあっちも同じ気持ちな訳で。
当時、娘はまだ、言葉も話さない位幼かったので、自分のまわりで何が起こっているのかも当然理解できなかったと思う。


で、裁判になった訳なんだけど、結局俺の精神的な部分での病気や、職を転々としていた為収入が安定せず、育てていく事は無理だろうという事で、元のかみさんに娘の親権がいくという結果になってしまった。
しかも、娘に会う事も許されなくなってしまった。
月に1回も許されないという状況だったんだな。
要するに娘にはもう一生会えないよという事。
判決結果が。

その時はもう本当に辛かった。
体の一部が無くなってしまったかのようにね。
で、鬱も酷くなり病院に入る状況にまで落ちてしまった。

で、あまりに辛いので「俺にはもともと娘はいなかったんだ」という風にここ数年はずっと自分に言い聞かせてなんとか乗り切ってきた。

ところが、去年の年末かなあ。
年末だったと思う。

突然、元のかみさんから電話がかかってきてね。
離婚して以来一度も会っていないし、電話はおろか、メールもした事がなかったので(娘の写真すら送ってくれなかった)、まさか娘に何かあったんではないかと、ドキドキしてた訳。

そうしたら娘が「パパに会いたい」って言ってるていう事、そして、娘があまりにもせがむもので、今回だけ特別に会わせてくれるという話だった。

ものすごくうれしかった。
しかし、それと同時に不安もあった。
「娘は俺の事をおぼえていてくれているのか?」、「今の俺を見て失望しないだろうか?」とかまたネガティブな方向に陥ってしまった。

そうこうしているうちに、新しい年も迎え、娘に会う日がきた。
新幹線で来るというので、仙台駅まで迎えにいった。
もう、心臓バクバクでね。
緊張のあまり吐きそうになった。

で、俺は元かみさんから最近の娘の写真をメールでもらっていたので(これももう5年ぶりぐらいに成長した娘を見たのですごくうれしくてね)、すぐわかるとは思ったが、果たして娘が俺に気付くのか?俺を見てがっかりしないのか?
その時でさえ、すごくナーバスになってた。
でも娘にそういう面は見せられんなと。

そうこうしているうちに到着時間がきたんで、改札の前で待っていた。
女の子が出てくる度に娘かどうか見るんだけど、なかなか娘らしき子が出て来ない。
はじめての一人旅という事で、降りる駅まちがえったんじゃないかなとか、いろいろ心配になってきた。

で、暫くすると、1人の女の子が出てきた。
写真よりずっとかわいい女の子だった。
俺の娘だよ。

驚いたのが、俺が声をかける前に『パパー』って言って俺の元に走って来て抱きついてきた事。
元かみさんが俺の写真は一切見せていない筈なのに、何故わかったのか。
やはり、親子ってそんなものなのかな。
とにかくうれしかった。

で、日帰りなので、とりあえず牛タンを食べながら、いろいろと話をした。
正直なところ、5年も会っていないので何を話したらいいのかと心配していたのだが、それは取り越し苦労だった。
娘の方からいろいろな話をしてきたからである。
『学校の話』、『友達の話』、『今流行ってる遊びの話』、『ポケモンの話』、『好きなお笑い芸人』、『好きな歌手の話』など、次から次へとうれしそうに話すんで、俺は娘のそんな姿を見ているだけでも幸せだったね。
ちなみに一番好きなアイドルは『パフューム』って。
やっぱり俺の娘だなあって思った(笑)。

で、服が見たいって言ったんで、話しながら、パルコとかフォーラスとかひととおりウインドウショッピングしながら「バンズのスニーカーが欲しい」って言ったんで、買ってあげた。
これぐらいしか父親らしい事できないもんな。
ちょっと情けなかった。

しかし、最近の小学生はお洒落だな。
小2で「バンズが欲しい」って、俺らの頃からは考えられないもんなあ。
服も、自分がほしい服を元かみさんに言って買ってもらってるらしくて、将来は服屋の店員さんになりたいって言ってた。
なんか、もう、今の子達はほんとに小学生ぐらいからお洒落に興味あるんだね。

あっという間に帰りの新幹線の時間が来てしまい仙台駅3階へ行く。
もう会えないかもしれないと思うとちょっと鬱気味に。
俺がうつむいているいると娘が「パパ大好き」って言いながら抱きついてきた。
もう泣きそうになったね。

時間がきたので娘をもう一度抱きしめて、改札の前から送り出す。
娘は俺の姿が見えなくなるまで笑顔で手を振っていた。

 
※別れ際に撮った写真(元かみさんに写真は撮るなと言われていたのだが、やはり自分の娘の写真を1枚も持っていないというのは悲しすぎる。この写真を肌身はなさず毎日持ち歩いている。)



今後、会えるか、会えないかは、元かみさん次第。
1年に1回でもいいから会いたいとゆうのが本音だ。
でも、元かみさんにも感謝している。
今回会わせてくれた事。
そして何よりも、素直ないい娘に育ててくれた事に感謝している。







6 件のコメント:

  1. (´;ω;`)・・・ブワッ
    泣いた・・・

    映画化決定!

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. ん・・・あれ?
    失礼だが・・・
    娘、ドリュー・バリモアに似てるね・・・

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  4. そうだったのか。
    今なかなか会えないのはつらいだろうけど、とにかく会えてよかったね。
    おめでとう。
    そして、パパに会いたがっていたということ。
    いい子に元気に育っているらしいこと。
    読んでいるこっちまで嬉しくなったよ。

    しっかりしないとな。お互い。

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  5. >ichiro さん
    やはり、あなたは鋭いですね。

    おそらく、近日中に当ブログにて重大な文章が掲載されると思います。

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  6. >TNP
    ありがとう。
    本当にありがとう。

    でもね。
    これだけは理解しておいた方がいいと思う。

    "人間には信頼の於ける人間と、まったく信用できない人間"の2種類がいるという事を。

    君とは付き合いが長いので、俺が前者なのか?後者なのか?
    よくわかっていると思う。

    そこをふまえた上でよく考えてみる事。
    それが大事だと思う。

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